ニュース

コロナ禍でも安全に会食? ドコモの「会いたいを叶えるテーブル。」

「会いたいを叶えるテーブル。」のデモ

 NTTドコモは、1月17日~19日にかけて関係者向けのプライベートイベント「docomo Open House'22」を都内で開催しており、その中で「会いたいを叶えるテーブル。」をテーマにしたデモンストレーションを実施している。

 今回のデモで披露されたのは、離れた場所を通信でつなぎ、目の前にいるかのような感覚を生み出すソリューション。カメラやプロジェクター、音響システムなどを組み合わせ、2人対2人であたかも4人掛けのテーブルに腰掛けて話しているような自然な雰囲気を演出する。

 2つのマイクとスピーカーを使用することで、話している人の方向から声が聞こえるようになっているほか、側面にサブスクリーンを配置されており、そこに電車の車窓の映像などを表示することで、同じ空間にいるかのような話題作りにも役立つという。

空間を共有する仕組み
2つのマイクとスピーカーを使用することで自然な聞こえ方に

 同社によれば、当初は「つながるビストロ」というコンセプトで離れた空間を仮想的につなげる技術として開発を進めてきたが、コロナ禍ということもあり、それ以外にも応用できそうな場面があることに気づき、今回のデモにつながったとしている。