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森永乳業でチーズの研究開発をしている“川上さん”が企画したビール、サッポロ「HOPPIN' GARAGE クリチーとルービー」はどうやって生まれたの?

こんなにも、ビールとクリームチーズが合うなんて!

2022年6月21日 数量限定発売

「HOPPIN' GARAGE クリチーとルービー」クリームチーズとのペアリング

 サッポロビールは、森永乳業のチーズ研究開発者が企画したクリームチーズに合うビール「HOPPIN' GARAGE クリチーとルービー」を6月21日に数量限定で発売する(事前予約受付中)。

「ホッピンおじさんの新作定期便」の6月の新作で、森永乳業のチーズ開発研究者 川上真理氏の人生ストーリーから誕生した。「クリームチーズに合うビールがあれば、食卓がもっと楽しいものになるはず!」という川上氏のチーズやビール、そして食卓への愛情を込めたとしており、オンライン発表会で説明がなされた。

「HOPPIN' GARAGE クリチーとルービー」は、白ワインのような爽やかな香りとコク深く豊かな味わいで、クリームチーズにピッタリなペールエール。通常チーズにはワインを合わせることが一般的だが、単に“ワインのようなビール”を作るのではなく、ビールならではの特徴をだして“クリームチーズに合うビール”を目指したという。

魅力的な人探しから始まる「HOPPIN' GARAGE」

サッポロビール株式会社 新規事業開拓室 マネージャー 土代裕也氏

 サッポロビール 新規事業開拓室 マネージャー 土代裕也氏は、「HOPPIN' GARAGE」について、魅力的な人々の人生ストーリーと同社の醸造技術を掛け合わせ、多様性あふれるビールを生み出し、“そのストーリーを味わいながら飲む”というこれまでにないビールの楽しみ方を提供するブランドと説明。

「ホッピンおじさんの新作定期便」では、フラッグシップビール「ホッピンおじさんのビール」(通年販売)に加えて、人生ストーリーをもとに作った新作ビールを2か月に1回発売している。定期便には、新作ビールのほか、ストーリーブックが付き、その人の人生も楽しめるような飲用体験を提供している。

「ビールには、人と人をつなぎ、その出逢いをよりインプレッシブにする力がある!」との信念をもとに、昼夜問わず魅力的なストーリーや人を探すところから始まり、人生ストーリーの持ち主と醸造担当やデザイナーとの打ち合わせを経て商品を“共創開発”しているという。

 同商品は「HOPPIN' GARAGE」の中では16品目の新商品で、サッポロビールと森永乳業の技術者のコラボレーションであるほか、森永乳業としての川上氏を個人とみなし、個人の想いを企業が応援することがユニークであり新しい、と見解を述べた。

魅力的な人々の人生ストーリーを味わいながら飲む「HOPPIN' GARAGE」
魅力的な人々・ストーリー探しから始まるビール作り
新作ビールとストーリーブックが付く「ホッピンおじさんの新作定期便」
「ビール」を通じた価値観を揺さぶるような、人(ストーリー)との出逢いを届ける
ホッピンおじさんの新作定期便

クリームチーズに合うビールがあれば、食卓がもっと楽しいものになるはず!

森永乳業株式会社 チーズ開発研究者 川上真理氏

 人生ストーリーの主人公である森永乳業のチーズ開発研究者の川上真理氏は、商品が誕生するきっかけは、森永乳業が所属している「FOOD UP ISLAND」という食品メーカーを中心とした食のコミュニティで、森永乳業とサッポロビールが出会ったことだと説明する。

 川上氏は、日常的にクリームチーズとお酒を合わせて楽しんでいたそう。「正直、クリームチーズに合わせるなら断然ワイン派」とのことで、旦那さんがクリームチーズを食べながら美味しそうにビールを飲んでいるのを見て、「“クリームチーズに合うビール”を作れば夫との食卓がもっと楽しくなる!」と思い企画したという。

 同氏は「家の食卓を豊かにするものを作りたい」との想いを胸に、森永乳業へ入社したそうで、家族や友だち、仲間と会話が弾む食卓が理想と述べた。

 同商品のパッケージを合わせると、川上氏と旦那さんがつながるデザインになっており、“夫婦で楽しむ晩酌”を表した遊び心が入ったものになっている。パッケージ裏の男性が箸でつまみを食べているのは、川上氏の旦那さんがクリームチーズにワサビ醤油を和えて食べている様子をイメージして描いた。

“夫婦で楽しむ晩酌”を表した遊び心あるパッケージデザイン

“ワインのようなビール”を作るのではなく、“クリームチーズに合うビール”を開発

サッポロビール株式会社 商品・技術イノベーション部 成瀬史子氏

 同商品の醸造責任者のサッポロビール 商品・技術イノベーション部 成瀬史子氏によると、単にチーズに合う“ワインのようなビール”を作るのではなく、ビールの特徴を生かした“クリームチーズに合うビール”を開発したいと思ったという。

 試行錯誤を経て、ローストした麦芽「カラメル麦芽」とフレーバーホップ
「ネルソンソーヴィン」に、「上面発酵酵母」を組み合わせることで、白ワインのような爽やかな香りとコク深く豊かな味わいの「ペールエール」を実現した。

 工夫した点は、ビールならではの美味しさを出すことで、カラメル麦芽を使いすぎてしまうとロースト香が前面に出てしまい、ホップの香りが隠されてしまうという。

 同商品はクリームチーズとのマリアージュをテーマにして、クリームチーズを引き立たせる爽やかな香り、クリームチーズのコクを受け止めるしっかりとしたボディー、強めの苦味で切れのよい後味に。アルコール度数は高めの6%にした。

“ワインのようなビール”を作るのではなく、“クリームチーズに合うビール"を開発

今後の商品ラインアップ

 サッポロビール 新規事業開拓室 マネージャー 土代裕也氏によると、8月はがんサバイバーの想いを繋いで作った生きている喜びを実感できる「Thanks & Cheers!」、10月は「按田餃子」の店主 按田優子氏が南米での体験やストーリーをもとに考案した「インカの扉」、12月は双子ラッパー上鈴木兄弟のラップを聴かせて醸造した「RAP & BEER(ラップ&ビール)」をラインアップするとのこと。

「HOPPIN' GARAGE クリチーとルービー」

・「クリチーとルービー 24本」(7920円)
・「クリチーとルービー 12本」(4620円)
・「クリチーとルービー&ホッピンおじさんのビール 24本(各12本)」(7920円)
・「クリチーとルービー&ホッピンおじさんのビール12本(各6本)」(4620円)
※送料込み

販売方法

HOPPIN' GARAGEストア: 6月19日まで事前予約を受け付けており、6月21日から販売
Amazonマーケットプレイス: 6月20日まで事前予約を受け付けており、6月21日から販売