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モスバーガー、環境対応スプーン/フォークを導入。バイオマスプラスチック「ライスレジン」を使用

2022年8月1日から順次導入

モスバーガー「ライスレジン」を原料としたカトラリー

 モスバーガー(モスフードサービス)は、世界的な問題となっているプラスチックごみの廃棄による海洋汚染への取り組みとして、「ライスレジン」を原料としたカトラリーの使用を開始する。

 8月1日から首都圏、関西圏の25店舗にて先行導入し、10月からモスバーガー全店舗に順次導入する。

 今回導入するのは、国産非食用米を25%配合したバイオマスプラスチック「ライスレジン」を原料とした、テイクアウト用のスプーンとフォーク。国産非食用米を使用することで、日本のお米を有効に活用できるほか、原料輸入で生じる可能性があるリスクも低減できる。

 また、「ライスレジン」の一部に、同社が出資する「モスファーム熊本」で生産した非食用米を配合する予定。今後、「ライスレジン」用の非食用米の作付けをすることで遊休農地の有効活用を図るとともに、収益改善にも寄与するという。

 なお、既に実施している、カトラリーの使用意向を確認する「声かけ」と、新カトラリーの使用により、年間約15トン程度のプラスチック使用の削減が可能になると試算している。