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JR恵比寿駅そばに「白モス」が出現
「白いモースバーガー」「枝豆コーンフライ」13日発売
2022年7月12日 14:19
- 2022年7月12日～31日 期間限定
モスバーガー（モスフードサービス）は、7月13日の「白いモスバーガー」（470円）発売に先立ち、12日に「白モス 恵比寿東店」（東京都渋谷区恵比寿1-10-7）をオープンした。7月31日までの期間限定の装いとなる。
上席執行役員 マーケティング本部長の安藤芳徳氏は、同社が抱えている課題として、レジ客数の減少と若年層の獲得を挙げ、これを解決するためにSDGsやDXといった切り口からのアプローチを行なうGreen&Smartの方針に基づき、さまざまな施策を展開していることを説明。7月～8月においては、「白いモスバーガー」の発売で新規顧客を獲得するとともに、定番商品も味わってもらう流れを作りたいとしている。
安藤氏は「とにかくインスタ映えさせようと思って作った」とする一方、「インスタ映えする商品の弱点は、大抵おいしくないということ」だと指摘。今回発売する「白いモスバーガー」は、見た目とおいしさを両立した久々の自信作だと語る。同氏は、「通常のキャンペーン商品は200万食を目標にするが、今回は310万食の販売を目指す」としている。
続いて登壇したマーケティング本部 商品開発部長の濱崎真一郎氏は、同商品の特徴を説明。オリジナルのモスバーガーの雰囲気を残しながら、ミートソースとトマトを白いソースで隠してしまう見た目の面白さとあわせ、クリーム、ゴーダ、エメンタール、パルミジャーノ・レッジャーノの4種のチーズを組み合わせることで、芳醇な香りやマイルドな味わいを楽しめるようにしている。隠し味にヨーグルトを加えることで、濃厚でありながら爽やかさも表現したソースを目指したという。
同氏によると、オリジナルのモスバーガーと比べると、トマトの位置やオニオンの量を変更し、香りのバランスを理由にマヨネーズも抜くなど、チーズソースの風味を最大限感じられるようにバランスを調整しているとのこと。
同商品のプロモーションあたっては、Snow Manのラウールと渡辺翔太が出演するテレビCMも制作。CM中では、2人がスマートフォンで白いモスバーガーを撮影し、SNS映えする見た目であることをアピールする。
緑色の印象が強いモスバーガーだが、新商品の発売にあわせ、恵比寿東店を白く改装し、「白モス 恵比寿東店」としてオープン。外観のみならず、内装も白いチーズがとろけるようなデザインとなっており、期間中は店員も白い制服を着用して出迎える。
店舗入口にはフォトパネル「High Cheese Spot」が設置され、自由に撮影して楽しむことができる。さらに、同店で商品を購入すると、コーポレートキャラクターの「リルモス」のコスチュームが白一色になった限定ステッカーも先着でプレゼントされる。
安藤氏によれば、「（本社が入居するビルの）大崎店での実施も考えたが、若い方に来ていただきたいと考えた。Snow Manの2人もよく訪れるという噂もあり、この店舗（恵比寿東店）にした」という。
また、13日にはサイドメニューの新メニュー「枝豆コーンフライ」（270円）の提供もスタートする。同商品は、年末年始にかけて問題になったポテト不足を経験し、ポテトに代わるサイドメニューとして開発されたもので、枝豆とコーンを成型し、上新粉とパン粉の衣をつけて揚げた、もっちり食感が特徴のフライ。
このほか、夏のドリンクメニューとして、「まぜるシェイク 南国パイン」（S：320円、M：400円）、「まるごと！レモンのジンジャーエールwith南国パインソース」（530円）、「南国パインジンジャーエール」（S：240円、M：310円、L：380円）も提供される。
このうち、「白いモスバーガー」「枝豆コーンフライ」とドリンクM（南国ジンジャーエールも選択可能）をセットにした「夏トクセット」が790円で提供される。最大で260円得するセットメニューとなっており、過去最大の値下げ幅だとしている。
