シングルモルト余市/宮城峡、酵母の違いが生み出す香りに着目した「アロマティックイースト」限定発売

「シングルモルト余市 アロマティックイースト」と「シングルモルト宮城峡 アロマティックイースト」

　アサヒビールは、ニッカウヰスキーが手がけた「シングルモルト余市 アロマティックイースト」と「シングルモルト宮城峡 アロマティックイースト」を9月27日に発売する。

　各商品とも国内1万本、海外1万本の限定販売で、価格は2万2000円前後。

　ウイスキーの多様性や奥深さ・意外性を「発見する」シリーズとして2021年から展開する「NIKKA DISCOVERYシリーズ」の第2弾。2024年に創業90周年を迎えるニッカウヰスキーが保有する多様な原酒、原材料や発酵などの製造工程によるウイスキーのつくり分けの歴史が生み出す奥深さに焦点を当てている。

　どちらも「発酵工程で使用する酵母の違いによって生み出される特長ある香り」に着目し、「シングルモルト余市」「シングルモルト宮城峡」が持つシングルモルトならではの魅力はそのままに、酵母が生み出す新たな香りを付与することで、隠れていた意外な個性を引き出したという。

「シングルモルト余市 アロマティックイースト」ノート

　余市モルトの特徴である石炭直火蒸溜による、力強く厚みのある味わいを活かしつつ、りんごやバナナなどのフルーティーさに加え、吟醸香を思わせる洋梨のような香りがほのかに重なるシングルモルトウイスキーです。フレッシュな果実味とモルトの甘みの奥にピートのコクがしっかりと感じられ、心地よい甘い香りとマーマレードのようなビターでスイートな余韻が心地よく続きます。アルコール分48％を採用しました。

「シングルモルト宮城峡 アロマティックイースト」ノート

　宮城峡モルトの特徴であるエレガントな華やかさを活かしつつ、熟したアプリコットのような香りがほのかに重なるシングルモルトウイスキーです。濃厚な果実の甘さがモルトのコクと調和し、柔らかなモルトと程よいピートで、バランスの取れた樽の香りが心地よく続きます。アルコール分47％を採用しました。