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ファミマの「極旨 黒豚まん」、生地の改良でさらにおいしく進化

2022年9月6日~

極旨 黒豚まん

 ファミリーマートは9月6日、「極旨 黒豚まん」を発売する。価格は198円。

 同社では、「ファミマの中華まん」シリーズを8月16日にリニューアル発売していたが、原料や具材にこだわった「極旨 黒豚まん」が進化して再登場する。

 2013年に「ファミマプレミアム肉まん」として誕生した同商品は、毎年リニューアルを重ね、2019年からは「極旨 黒豚まん」として販売されている。

 商品本部 FF・スイーツ部 カフェ・スチーマーグループの松本有沙氏によると、同社の中華まんの中では定番の肉まん(ジューシー本格肉まん)が2位に3倍の差をつけてダントツで1位となっているが、極旨 黒豚まんとなってから毎年順位を上げ、2021年には不動の2位だったピザまん(とろ~りチーズの濃厚ピザまん)の売上を抜くまでに成長したという。

商品本部 FF・スイーツ部 カフェ・スチーマーグループの松本有沙氏

 今年はその勢いをさらに加速させることを目指し、生地を改良。石臼挽き小麦粉を一部に使用することで、小麦の旨みや甘みを感じられるようにした。原料についても、鹿児島県産の黒豚や淡路島産たまねぎといったこだわりの素材を使用。肉については、仕入れ段階からオールチルドとすることで、筋繊維のダメージやドリップの流出を抑え、弾力のある食感と凝縮された旨みを追求している。

 ちなみに、本格肉まんは生地と具材の比率が55:45に設計されているが、黒豚まんでは使用する肉を増やすことで50:50となっている。価格については、原材料費の高騰などにより本格肉まんが130円から140円に値上げされているが、黒豚まんは昨年同様、198円での販売となる。9月6日~12日には48円引きのセールも実施される。

 松本氏によれば、これまでに累計2800万食を販売してきた極旨 黒豚まんだが、今回の改良などにより、今年度中に4000万食の達成を目指すとしている。

今シーズンの「ファミマの中華まん」シリーズ