ファミマ、贅沢おむすび「ごちむすび」をリニューアル

リニューアルするファミリーマート「ごちむすび」シリーズ

　ファミリーマートは贅沢おむすびシリーズ「ごちむすび」を9月13日にリニューアル発売する。

　基本要素である米と海苔を改良するほか、レギュラー商品の「大きな鮭はらみ」と「とろさば」の具材を改良し、さらに新商品として「はらこめし」と「比内地鶏のあぶり焼き鳥めし」が加わる。

　おむすびの高付加価値商品の売り上げが伸びていて、ファミリーマートでは「ごちむすび」シリーズを初めとした高付加価値おむすびの売り上げ比率が「ごちむすび」を発売した2020年の13.6％から現在は25.3％まで伸びている。そうしたニーズの変化に対応するため、「ごちむすび」シリーズを強化する。

「大きな鮭はらみ」の新商品（左）と旧商品（右）。写真では伝わらないが、新製品では海苔が若干サラっとした印象

　米については100％コシヒカリを使用し、炊き方を従来から変えている。海苔については瀬戸内産の1等級以上のものを使用し、加工工程を変えて、食べたときの歯切れや口溶けがよくなるようにしている。「ごちむすび」シリーズは海苔が巻かれた状態で出荷されるタイプだが、旧商品に比べると海苔の湿気感が減っている。

「大きな鮭はらみ」（210円）

　従来からのレギュラー商品である「大きな鮭はらみ」（210円）は、リニューアルにより味付けが醤油ダレから塩に変更される。旧商品に比べると塩辛さが弱まり、味付けが塩だけとシンプルになったことで、より鮭自体の味を楽しみやすくなっていて好印象だ。

「とろさば」（185円）

「とろさば」（185円）も、リニューアルで味付けが変更されている。塩麹と清酒を和えた液体をハケ塗りして味付けし、鯖特有の臭みがあまり感じられないようになっている。こちらも塩辛さは強くなく、鯖自体の味を楽しみやすくなっている印象だ。

「はらこめし」（248円）

「はらこめし」（248円）は、今回新登場となるメニューだ。東北地方の郷土料理である「はらこ飯」をモチーフとしたおむすびで、北海道産の秋鮭と醤油で味付けしたいくらが入っている。こちらは海苔で巻かれていないタイプ。モチーフとなったはらこ飯同様、米は鮭と一緒に炊かれていて風味がついているため、最後まで鮭の味を楽しめる商品だ。

「比内地鶏の炙り焼き鳥めし」（220円）

「比内地鶏の炙り焼き鳥めし」（220円）は、日本三大地鶏の秋田県産比内地鶏を使ったおむすびだ。具材は比内地鶏をタレに絡めて炙り焼きにした焼き鳥風で、電子レンジで温めても味わえる商品となっている。こちらも海苔が巻かれていないタイプ。米は比内地鶏エキスを配合したスープで炊き上げ、醤油で味付けしているので、こちらも米自体で鶏を味わえるのが特徴。具材と米の両方で鶏を味わえるのが楽しい商品だ。

　今回の新商品発売に合わせ、スマホ向けニュースアプリ「スマートニュース」において、ごちむすびが20円引きとなるクーポンを配信する。期間は9月13日10時～19日23時59分。

　また、9月13日10時～17日23時59分の5日間は、ファミリーマートのTwitterアカウントにおいて、抽選でごちむすびの「とろさば」の無料クーポンがもらえるリツイートキャンペーンも実施する。