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ブラックサンダーが“クラッブサンダー”に~「B級バレンタイン未来博2023」

東京・渋谷でイベント開催中

2023年2月3日~4日 開催

カニを手にイベントをアピールする有楽製菓 代表取締役社長の河合辰信氏

 ブラックサンダーの有楽製菓は、「B級バレンタイン未来博2023」を2月3日~4日に東京・渋谷のPickUp ランキン 渋谷ちかみちで開催している。

 同社では、バレンタインシーズンにあわせて一風変わったおもしろ企画を実施しているが、今年はオンラインとリアルを組み合わせたハイブリッド型での実施となった。

 代表取締役社長の河合辰信氏によれば、今年は安くておいしいB級やブラックサンダー、バカバカしいの3つのBを基本コンセプトに企画されたものとなる。ブラックサンダーのブラックを逆さに読むと「クラブ」となるほか、カニのハサミがLOVE&PEACEを象徴するピースサインに見えることから、カニがテーマの中心に据えられることになったという。

 同氏は「ちょっと頭のおかしい人が考えた」と話しながらも、「バレンタインのネガティブなイメージを払拭し、誰でも気軽に楽しめるイベントにしていきたい」と語り、冗談半分ではあるが、真剣に取り組んでいるとした。毎年春先から企画の検討をスタートするとのことで、今回の企画は昨年11月頃に決まり、そこから急ピッチで準備を進めたという。

 ストーリーとしては、温暖化の影響でチョコレートの原料となっているカカオが希少になり、同社としてもチョコレートではなくカニを主体とした菓子作りに取り組むようになり、将来、バレンタインにカニを送る風習が根付いていく……、という奇想天外な内容となっており、その世界観を表現したアイテムやコンテンツが開発された。

 渋谷のイベント会場では、ブラックサンダーならぬ「ズワイクラッブサンダー」など、会場限定の各種クラッブサンダー(中身は通常のブラックサンダーと同じ)やカニ缶が当たるガチャ抽選会のほか、未来のスポーツ「カニスビー」の用具や求チョコ(カニ?)活動用の「求カニスーツ」といったアイテムの展示が行なわれている。

 このほか、会場に足を運べない人向けにオンラインで楽しめる各種コンテンツも用意されており、「カニ(紅ズワイガニ)付きブラックサンダー」を抽選で5名にプレゼントするTwitterキャンペーンも実施されている。

 ちなみに、河合氏がブラックサンダーを贈りたい相手は「チロルチョコの松尾(裕二)社長」、カニ入りのブラックサンダーができた時に贈りたい相手は「カニを獲ってくれる漁師さん」だという。

 実際にカニを原料にしたブラックサンダーを試作したのか河合氏に聞いてみたところ、「すごく匂いがするのでアウトですよね。まじめに言うと、アレルギーなどの問題が発生するので、工場の中は甲殻類禁止なので作れない」とのことで、本当にカカオが入手できない危機が訪れない限りは商品化されることは無さそうだ。