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アサヒビール、“マルエフ”の中瓶と250ml缶を2月14日発売

福岡と広島でイベント開催

 アサヒビールは2月13日、「アサヒ生ビール」の新CM発表会を開催し、代表取締役社長の塩澤賢一氏が2023年の同商品に関する戦略を明らかにした。

 同氏は、“マルエフ”の愛称で親しまれる「アサヒ生ビール」について、「1986年に発売し、翌年のスーパードライのヒットの足掛かりとなった商品。当時の生産体制をスーパードライに集中させるために1993年に缶と瓶を終売にしたが、その味わいは飲食店さまから愛され続け、樽生のみで販売を継続してきた。2021年9月に中身はそのままでパッケージを刷新して缶を再発売した。特徴であるまろやかな旨みや、テレビCMがをはじめとした広告物を通じた温もりのある世界観をお客さまに評価され、2022年の販売数量は600万箱を超え、好調に推移している」と振り返る。

代表取締役社長の塩澤賢一氏

 その上で、「2月14日からマルエフの中瓶と250ml缶を通年で、黒生の250ml缶を数量限定で発売し、ラインアップを強化する。手に取りやすい小容量の発売により新たなお客さまの購入喚起や、さまざまなシーンでの飲用喚起を図っていく」と述べた。

 また、「瓶については、缶の再発売後、飲食店の皆さんから復活を望む声が数多くあった。瓶はグラスにお互いに注ぎ合うコミュニケーションツールであり、温もりのある世界観を体現する商材。中瓶の発売を通じて飲食店におけるお客さまとの接点を拡大し、ブランドの認知拡大を図っていく」と語った。

 その後、13日18時から放映される新CMに出演する芳根京子と松下洸平が登壇し、オススメの飲み方などを語った。

 15日~19日に福岡市の天神地下街イベントスペース、22日~26日に広島市の紙屋町シャレオ中央広場で開催されるイベント「アサヒ生ビール マルエフ横丁」で提供されるメニューの中でのオススメの組み合わせについて、芳根は「ワンサードと明太ポテトサラダ」、松下は「ハーフ&ハーフとがんす」と回答。壇上に設置されたビールサーバーを使って芳根がワンサード、松下がハーフ&ハーフを作り、互いのオススメのおつまみと一緒に味わった。

芳根京子
松下洸平

 ちなみに、ハーフ&ハーフはアサヒ生ビールとアサヒ生ビール黒生を1:1で混ぜたもの、ワンサードは2:1で混ぜたものとなり、両会場でも提供される。