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くまモンが食材探しに奔走! ヤンマーマルシェで“くまもと黒毛和牛”の「首長丼」が食べられる
「お米」を軸に日本の食の魅力を発信する「全国首長丼プロジェクト」
2023年3月23日 15:58
- 2023年3月24日 始動
ヤンマーマルシェは、東京・八重洲の中心から「お米」を軸に日本各地の食の魅力を発信するプロジェクト「全国首長(くびちょう)丼プロジェクト」を3月24日に始動する。
第1弾は熊本県とコラボレーション。くまモン、熊本県知事の蒲島郁夫氏、放送作家の小山薫堂氏がプロデュースし、Brianza Group代表の奥野義幸氏がレシピを考案した「熊本のおいしさぎゅうぎゅう!熊本県知事丼」が誕生。くまモンが丼づくりに奔走する「くまモンのおらが自慢の首長丼の旅」も公開する。
「熊本県知事丼」は、3月24日~4月6日の2週間限定で、「YANMAR MARCHÉTOKYO」内、お米と楽しむイタリアンレストラン「ASTERISCO」(東京都中央区八重洲 2-1-1「YANMAR TOKYO」2階)で11時30分~15時30分のランチタイムのみ提供される(ラストオーダーは14時30分)。ランチコース「プロバーレ」(3300円)、「グランデ」(4800円)から選べ、「熊本県知事丼」を注文する場合はプラス1100円となる。
同企画に合わせて、「YANMARTOKYO」内B1階「海苔弁八重八」、1階「KOME-SHIN (米心)」と「SAKEICE Tokyo Shop(サケアイス トーキョーショップ)」、2階「TOCHIDOCHI(トチドチ)」でも熊本県の食の魅力を発信する企画や商品を展開する。
すべて熊本県産食材を使った「熊本のおいしさぎゅうぎゅう!熊本県知事丼」
3月23日に開催された発表会では、くまモンが登場し「熊本県知事丼」をお披露目。
主な使用食材
くまもと黒毛和牛: 熊本の豊かな地下水と阿蘇の草原等の豊かな自然環境が育んだ牛肉。美しい霜降りと、柔らかくとろけるような味わいが特徴
くまさんの輝き: 熊本県で生まれたツヤ(輝き)の美しいお米、が名前の由来。炊きあがりにツヤがあり粘りが強いのが特徴。15年かけて育成したという
サラたまちゃん: みずみずしく辛みが少ないので、そのまま生でも美味しいたまねぎ
タマンゴ: マンゴーの飼料を食べて育った赤鶏から生まれた卵。期間中毎日先着10名には「タマンゴ」を添えて提供
レシピを考案したBrianza Group代表の奥野義幸氏は、すべての食材を熊本県産を使用していることに加えて、「肉がジューシーで柔らかくコクもあるので、その甘味に負けないように、ソースはしょうがをたっぷり利かせてピリッと辛く仕上げました」と説明。調味料に熊本県産の「赤酒」を使うなど、「熊本がギュッと詰まった一皿」になっているという。
お披露目された「熊本県知事丼」を熊本県知事の蒲島郁夫氏が試食。「まず見た目が綺麗。肉が柔らかく、肉厚で食感がよい。お米とよく合い、とても美味しい。」とコメントした。
蒲島郁夫熊本県知事は、ネブラスカ大学農学部を卒業しており、畜産についても詳しいとのこと。「サシを意味するマーブリングがたくさん入っており、これが柔らかさと美味しさを引き出す」と説明する場面も。
記者も「熊本県知事丼」を試食することができた。一口食べると、「これは間違いなく普段食べてるお肉とは違う食感と脂乗りだ……」と舌鼓を打った。
日本各地の食の魅力を実体験する場を提供
ヤンマーマルシェ 代表取締役社長の山岡照幸氏は、プロジェクトの経緯について、「YANMAR TOKYOのコンセプトとして、美味しさのターミナルを掲げています。この場を単なるレストランや物販としてでなく、食材を作る人、料理する人、食べることが大好きな人をつないで、興味のある全国の食材の情報を集め、そこから生まれる面白い企画と実体験をできる場を作ろうとしました」と説明。
第1弾は熊本県と実施することとなったが、今後、各地域の魅力的な食材を紹介したいと思っている人が問い合わせできる窓口を用意している。自治体募集は「こちら」から。
蒲島郁夫熊本県知事は、今回のコラボレーションについて、「消費者と生産者をつないだ食体験をすることで、熊本の食の魅力を都心から発信したい。熊本県にはミネラルを含み地下水が琵琶湖の約1.6倍あり、それで育った畜産物や農産物がある農業県。こういった形で発信することで、みんなが農業に興味を持ち、将来的な農業発展や、日本全体の食料の安全保障に貢献したい。農作物を大事にしてほしい」と想いを語った。
インバウンドの客に対しても、「農家への感謝も含めて味わってもらえればうれしい」と述べた。
※「全国首長丼プロジェクト」記者発表会&試食会にて
©2010 熊本県 くまモン