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ゴロっと大粒、ジュワっと肉感の「ファミから」に“柚子こしょう”が登場。これが唐揚げの正解
2023年7月10日 15:00
- 2023年7月11日 発売
ファミリーマートは7月10日、「ファミから」1周年記念発表会を開催し、7月11日に新商品「ファミから(柚子こしょう)」(108円)を発売することを発表した。定番の「ファミから(醤油)」「ファミから(塩)」(各98円)と合わせて3種のラインアップとなる。
「ファミから(柚子こしょう)」は、九州産の柚子こしょうを使用しており、柚子の爽やかな香りとピリッとした辛さを再現した。
発表会には、新テレビCMに出演する辻󠄀希美さんも登壇。唐揚げは頻繁に作るとのことで、食べ盛りの4人の子供を持つ辻󠄀さんは、1度に3kgは普通に揚げているそう。
「2度揚げをするため、冷房をどんなにきかせてもキッチンで揚げ物をすると、すごく暑くてしんどい。子供が唐揚げが大好きなので暑さを我慢して揚げている」という。
3種すべて試食した辻󠄀さんは、「衣が薄くて軽いのに食べ応えがあってジューシー。めちゃくちゃ美味しい。感動」とコメントした。
約1年で累計販売数8000万食を突破した「ファミから」
マーケティング本部 メディア&プロモーション改革推進部長の橋本剛氏によると、「2022年5月31日に誕生した『ファミから』は、2023年6月27日時点で累計売上8000万食を突破した」という。
「ファミから」は、専門店品質の味を目指して、ボリュームと食感にこだわって開発。ゴロッとした大粒で、ジュワッとした肉感が特徴となっている。
主に30~50代のおつまみ需要や昼に向けて需要を喚起してきたが、最近では時間や手間のかかる料理や、お得なおかずなどを部分購入して食卓の一品に並べるという需要が惣菜市場全体でどの業態でも増えているという。
「ファミから」の購入傾向は、昼だけではなく、夕・夜時間帯の購入者も多いという。さらに、新型コロナウイルスの5類移行に伴い、外出・レジャー需要が回復し、唐揚げのニーズも高まる可能性があるとのこと。
また「ファミチキ」と比較して、各年代・性別のバランスがよく、さまざまな年代やシーンで幅広く購入されているという。
「これが、唐揚げの正解」。薄衣で冷めても美味しい、専門店品質の「ファミから」
商品本部 FF・スイーツ部 ファストフーズグループの正田徳司氏は、「“唐揚げの正解”を追求し、専門店品質の味を手軽に味わえるよう、ボリュームと食感にこだわって開発した」と語った。
「ファミから(醤油)」は、濃口醤油やたまり醤油など複数の醤油を使用し、冷めても美味しく、ごはんに合う味付けに仕上げた。
「ファミから(塩)」は、衣と肉に使用する塩を使い分けた。肉には昆布、かつお、あごだしの3種を下味としてつけており、衣には藻塩を使った。まろやかなだしの味とストレートな塩味がちょうどよく感じられるように仕上げた。
「ファミから(柚子こしょう)」は、大分県産のゆずと唐辛子、長崎県産の塩で国産の原料にこだわった。油で揚げると柚子の香りが飛んでしまうため、食べた一口めに柚子の爽やかな香りが感じられるように工夫したという。
記者も3種すべて試食した。いずれも薄衣で食感がカリッとしており、中からジューシーな肉感が感じられる。学生時代にファミリーマートでアルバイトをしていた時に食べた唐揚げよりも、格段に美味しくなっている。
正田氏によると、唐揚げの今のトレンドは薄衣で、店内の什器に入れて時間が経ってもジューシーさを感じられるよう、こだわっているという。
また、「ファミから」いずれか3個を購入すると1個無料になるレシートクーポンをプレゼントするキャンペーンや、Twitterキャンペーンなども行なう。