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日本ラーメン科学研究所「冷凍ラーメン」を作って食べてみた!

醤油/豚骨/味噌/魚介だし醤油の4種類

日本ラーメン科学研究所 冷凍ラーメン「醤油の黄金比」「豚骨の黄金比」「味噌の黄金比」「魚介だし醤油の黄金比」

“科学に基づいて開発”された家庭向け冷凍ラーメンを展開する「日本ラーメン科学研究所」(YES)は、9月末時点で全国約491店舗まで拡大し、「餃子の雪松」店舗内に無人販売店として展開している。

 現在販売している種類は、「醤油の黄金比」「豚骨の黄金比」「味噌の黄金比」「魚介だし醤油の黄金比」の4つで、1箱2食入りで価格は1000円(トッピング付き)。記者も実際に作って食べてみたのでレポートしていく。

醤油の黄金比
味噌の黄金比
魚介だし醤油の黄金比
豚骨の黄金比

科学に基づいて開発された家用の冷凍ラーメン開発背景

「家で食べる即席麺で、お店で食べるような味のラーメンはない」という声が社内であがったことから開発をスタートし、「餃子の雪松」で培った冷凍技術と、研究員による味の調整、機器分析による検証をあわせて、従来のようにお湯ではなく、スープで麺をゆでる調理法を開発。鍋ひとつで手軽に完成する本格的な一杯に仕上げた。

麺とスープは一緒にゆでる、鍋ひとつで完成するラーメン

 今回は「醬油の黄金比」と「豚骨の黄金比」を作った。作り方はいたって簡単。水360mLとスープを鍋の中に入れて沸騰させる。次に麺を投入し、30秒動かさずに待ち、その後麺をほぐして中火でゆでれば完成する。ゆで時間は醤油は3分、豚骨は2分だ。

 またトッピングに焼豚・玉子・海苔・メンマ・コショウが付いており、自分好みにトッピングできる。

ちょっとクラシカルな味わいの「醬油の黄金比」

 鶏、豚、あさりのトリプルスープをベースに、鶏油100%の豊かで芳香な風味とまろやかさ、4種の醤油をブレンドした贅沢な仕立てで深い旨みを実現。北海道麦を配合した弾力、食感のある麺はスープののりがよく、後を引く美味しさに仕上げた。

 昔ながらのラーメン屋や中華料理店で出てくるような伝統的な醬油ラーメンという感じ。鶏油を使用し、熱々で冷めにくくなっている。

1箱2食+トッピング入りで1000円
水は360mLを用意
鍋に水とスープを入れる
麺を投入して30秒はそのまま
30秒経ったら麺をほぐす
醤油のゆで時間は3分
トッピングをして完成。好みでネギをかけても◎

博多ラーメンのような「豚骨の黄金比」

 砕き豚骨、豚頭を使用した、だしの旨味をしっかり抽出した本格仕立てスープで、とろりとした質感、まろやかで甘味のある仕上がりとなっている。本場博多豚骨ラーメンを思わせる、細麺ながらしっかりとした歯応え、濃厚なスープがよく絡む低加水で仕上げた麺を使った。香ばしにんにく風味油が食欲をそそる。

 細めの麺にこってりとした豚骨スープがよく絡み、豚骨好きにはぜひ試してほしい。

1箱2食+トッピング入りで1000円
水は360mLを用意
水とスープを入れる
沸騰させるときに吹きこぼさないように注意
麺を投入して30秒は動かさずにそのまま
30秒経ったら麺をほぐす
豚骨のゆで時間は2分
豚骨の食欲をそそる香りが作っているそばからただよう。好みでコショウをかけて味変できる

イオングループの自動販売機でも販売中

「食べたいのに近くに店舗がない」という声を受け、イオングループで自動販売機の管理運営を含めたファシリティマネジメント事業を行なうイオンディライトと連携し、全国のイオングループの自動販売機にも続々と登場。8月時点で72台の自動販売機を設置している。

 1人でも多くの人に家で美味しいラーメンを食べてもらいたいとの想いから生まれた「日本ラーメン科学研究所」。今後も全国への店舗・販売場所の拡大をしていくと展望を示している。