カルビー、新潟県・粟島の青大豆を使った「miino一人娘 しお味」限定発売

カルビー「miino一人娘 しお味」

　カルビーは、新潟県の離島・粟島の青大豆「一人娘」を使った豆菓子「miino一人娘 しお味」を発売した。内容量は27gで価格は540円。公式オンラインショップなどでの数量限定販売で、なくなり次第終了となる。

　独自製法で豆を丸ごとフライし、香ばしくサクッとした食感が楽しめる。素材の味が引き立つシンプルな塩味で食べ飽きない美味しさに仕上げたという。

　販売はカルビーの公式オンラインショップ「カルビーマルシェ」およびアンテナショップ「カルビープラス」、また粟島お土産店「ばっけ屋」での限定販売となる。

　粟島の在来種である「一人娘」は大粒で風味豊かなことが特徴。しかし粟島の過疎化・生産者の高齢化により生産量が落ちており、カルビーが一人娘の生産拡大のため「粟島一人娘プロジェクト」を2022年にスタートさせた。

　耕作放棄地約40アールを開墾し、種まきなどを実施。同年11月には収穫ツアーも行ない、翌年4月に「miino一人娘 しお味」（1500円）を発売した。さらに栽培面積を約73アールまで拡大したことで収穫量が増大。これにより価格を約3分の1まで抑えたのが今回の商品となる。

一人娘

粟島

カルビー マーケティング本部 ブランド戦略室 ストラテジーチーム 藤東亮輔氏。開墾面積を拡大し収穫量が増えたことで大幅に価格を下げて商品を届けられるようになったとのこと