ドミノ・ピザ39周年、ブランドアンバサダーに菊池風磨起用

（左から）CMOの坂下真美氏、菊池風磨、CEOのマーティン・スティーンクス氏

　ドミノ・ピザ ジャパンは9月30日、創業39周年を記念した発表会を開催し、新ブランドメッセージを「いい日、ドミの日。」に設定するとともに、ブランドアンバサダーとして菊池風磨を起用すると発表した。

　CEOのマーティン・スティーンクス氏は、iPhoneのApp Storeで初めて宅配ピザのアプリを配信したり、環境に配慮して電動自転車を導入したりしてきたが、この先もさらにカスタマーエクスペリエンスを改善していくとした上で、「近年、大手コンビニがピザに参入するという話もあるが歓迎する」と語った。

　続いて登壇したCMOの坂下真美氏は、「マイドミノ」の名称を「ピザBENTO」と変えて提案したことで昨年の1.5倍の売れ行きになっていることや、ドミノシェイクの販売数が652万杯になっていることを紹介。

　店舗数は現状の2倍となる2000店舗を目指すとする同氏は、「ピザチェーンの中では2人に1人に利用いただいているが、外食産業の中ではピザは2％に過ぎない。ピザの中では戦わない。食機会全体に対して提案していく」とした上で、日本発のチーズボルケーノなどを例に挙げながら、「ドミノにしかできないことを提案していく」と語った。

　同氏は「ピザを年に数回しか頼まれない特別なものと思っていらっしゃる方も多いが、毎日が特別という形で提案していきたい。お子さんがテストでいい点を取ったとか、サッカーでゴールを決めたとか、今日は青信号でいつもより早く帰れたみたいに、良いことがあったときに頼んでいただいて、もっといい日にしていただく」と新ブランドメッセージの「いい日、ドミの日。」に込めた思いを説明する。

ブランドアンバサダーの菊池風磨

　こうしたメッセージを伝えていく役割を担うのは、同社として11年ぶりに起用を決めたブランドアンバサダーとなる菊池風磨。「とくに高麗カルビが好き」とドミノファンを自称する菊池はアイドルグループのtimeleszのメンバーとして活動しているが、「メンバーが増えれば、もっといろんな種類のピザが食べられるので、このためにメンバーを増員するかもしれない」と話していた。

　新ブランドメッセージの設定にあわせ、10月15日には新商品の「たーーっぷりクワトロ」が登場する。これにあわせ、チーズやトッピングを増量した「もっとシリーズ」を展開してきたが、その名称が「たーーっぷりシリーズ」に改められる。

「たーーっぷりクワトロ」は、「たーーっぷり炭火焼ビーフ」「たーーっぷりドミノ・デラックス」「たーーっぷりマルゲリータ」の3種類に、新たに開発した「たーーっぷりガーリックシュリンプ」を加えたクワトロピザとなる。

　電話、店頭注文時のオフライン価格は、デリバリーがSサイズ3580円～、Mサイズ4480円～、Lサイズ5180円～、テイクアウトがSサイズ1790円～、Mサイズ2240円～、Lサイズ2590円～、Web、アプリ注文時のオンライン価格は、デリバリーがSサイズ1990円～、Mサイズ2890円～、Lサイズ3590円～、テイクアウトがSサイズ1640円～、Mサイズ2240円～、Lサイズ2590円～。

　また、創業39周年ということで、39（サンキュー）の思いを届ける「ドミノ・ピザ 39周年記念！キャンペーン」も9月27日～10月14日にかけて実施中。人気のクワトロピザ3種がテイクアウトで999円～に、デリバリーではピザ全品が50％オフになるほか、対象のサイドメニューが300円～で提供されている。