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「ファミマふるさと納税」3月25日開始。第1弾は「津南の天然水」やコンビニエンスウェアなど20品

2025年3月25日 10時開始
水やタオルハンカチ、サラダチキンなど20商品からスタートする「ファミマふるさと納税」

 ファミリーマートは、ふるさと納税の返礼品を全国のどの店舗でも引換可能な「ファミマふるさと納税」を3月25日から開始する。

「ファミマふるさと納税」ポータルサイトで任意の自治体へ寄付手続きをし、ファミペイ決済をすると、手続き完了後すぐに電子クーポンが回数券としてファミペイに届く。

 ユーザーは店舗で対象商品をレジに持っていき、回数券をセットしたファミペイのバーコードをスキャンすることで、返礼品の商品が受け取れるという仕組みだ。なお引換電子クーポンの有効期限は発行から90日となる。

手続きは簡単な3ステップ。いつものファミマで、いつもの買い物の感覚で返礼品を受けとることができる

 第1弾の返礼品は「新潟県津南の天然水」「今治タオルハンカチ」「サラダチキンスティック」「ファミマルお菓子シリーズ」など、6つの自治体の全20商品がラインアップされている。

「新潟県津南の天然水」と「宮崎県霧島の天然水」
モカブレンド(SとM)は近日開始予定とのこと
「今治タオルハンカチ」
「たんぱく質22.3g国産鶏のサラダチキンスモーク」「サラダチキンスティック」
「ファミマル とろける食感のキャラメルコーン」「ファミマル お菓子」

 発表会で登壇したファミマデジタルワン 経営企画管理本部 新規事業開発部 酒井絵里氏からは、「ファミマふるさと納税」におけるユーザーにとっての3大メリットが説明された。

 それによると、水やコーヒーなどの日常使いの少額商品が返礼品なので手軽にふるさと納税を始められること。寄付後すぐにファミマ店舗で返礼品の引き換えができるので、自宅への配送を待つ必要がないこと。そして、ファミペイアプリの回数券機能を利用することで、いつでもどの店舗でも必要な数だけ返礼品に交換ができることだ。

3月25日以降、ファミペイのホーム画面左下の「サービス」をタップすると「ファミマふるさと納税」のアイコンが追加される
アイコンをタップするとファミマふるさと納税ポータルサイトに遷移する
ファミペイ決済が完了するとファミペイホーム画面の「クーポン」に電子クーポンが届く

 今後のラインアップは、毎日の食卓やランチとして需要が多いパックごはんやチルド惣菜、お菓子、中華まん等のおやつなどの日常商品のほか、自宅に置いておくとかさばるティッシュペーパーやトイレットペーパーなども返礼品の対象となる予定だ。

 さらに、提携自治体と地域物産などを使ったオリジナルコラボ返礼品の開発も行ない、全国のファミマ店舗で展開することも考えているという。

 なお、3月25日~4月30日にファミマふるさと納税サイトで5000円以上寄付をすると、もれなくファミマ人気商品5種類の無料クーポンがもらえるキャンペーンを実施する。

無料クーポンがもらえるファミマふるさと納税スタートキャンペーンを実施する
ファミマふるさと納税ポータルサイト画面
ファミペイアプリの「クーポン」に「お礼品」として表示される
株式会社ファミリーマート 金融事業本部長 兼 株式会社ファミマデジタルワン 代表取締役社長 中野 和浩氏は「お近くのファミリーマートを、ふるさと納税の返礼品用の物置・冷蔵庫の代わりにして、返礼品を無駄なくいつでも安心便利に使っていただきたい」
サービスの流れなどを説明した株式会社ファミマデジタルワン 経営企画管理本部 新規事業開発部 酒井絵里氏
「保管に困る冷凍麺類やアイスクリームなどの冷凍食品は、店舗を冷凍庫代わりに使っていただけるのではないか」と述べた株式会社ファミマデジタルワン 経営企画管理本部 新規事業開発部長 執行役員 小笠原 裕明氏
ターゲット層は、ファミマが好きな人、ふるさと納税をまだやったことがない人だという
返礼品として日常使いの商品が今後も増えていく予定