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マクドナルド、持ち帰り用レジ袋をバイオマスプラスチック95%に変更

2025年5月9日 発表
マクドナルド「プラスチック製手さげ袋」の素材をバイオマスプラスチック95%へ

 日本マクドナルドは、持ち帰り用のプラスチック製手さげ袋(レジ袋)をバイオマスプラスチック95%の素材へと変更する。5月14日に長崎県内全店舗(佐世保基地店を除く23店舗)にて導入完了を予定し、順次全国の店舗で導入する。

 長崎県内で試験的に実施していたレジ袋の有償販売は5月13日で終了、5月14日より無償提供に変更する。

 同社は、グローバル全体で2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロとする「ネット・ゼロ・エミッションの達成」を目標に掲げる。今回のレジ袋の変更はこの目標達成に向けた取り組みの一環。

 現在日本国内のマクドナルドで利用されているバイオマスプラスチック50%素材のレジ袋からバイオマスプラスチック95%に変更することにより、原材料製造時の温室効果ガス排出量が年間約3900t削減される見込みだという。

 なお、マクドナルドでは、ストロー、スプーン、フォーク、ナイフ、マドラー、サイドサラダ容器、マックフィズやマックフロートなどに使用されているコールドドリンクのカップおよびフタ、マックフルーリーの容器を環境に配慮した素材にすでに変更している。

【2022年10月】ストローを紙製に、スプーン、フォーク、ナイフ、マドラーを木製に
【2023年12月】サイドサラダ容器を紙製に
【2024年11月】コールドドリンク用カップをバイオマスPPに、フタをリサイクルPETに
【2024年12月】マックフルーリーの容器を紙製に、マックフルーリー用スプーンを木製に