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原宿竹下通りに「辛ラーメン粉食POPUPストア」オープン
自動ラーメン調理機で袋麺を調理して楽しむ“漢江ラーメン”体験
2025年6月9日 12:16
- 2025年6月10日 オープン
農心ジャパンは6月10日、「辛ラーメン」の専門店「辛ラーメン粉食POPUPストア」を原宿竹下通りにオープンする。
韓国では、小麦粉を中心とした粉で作られた軽食を「粉食(ブンシク)」と呼び、ラーメンやキンパ、トッポギなどを販売する粉食店が街中で営業している。農心ジャパン 成長戦略部門 部門長のジョン ヨンイル氏によれば、今回の店舗は、こうした韓国の粉食の楽しみ方を体験しながら辛ラーメンの魅力を伝えていくためにオープンする。
同氏によれば、日本ではお湯を注ぐだけで食べられるカップ麺のシェアが高いが、韓国では袋麺のシェアの方が高く、各々が自由に袋麺を調理して楽しむスタイルが定着しているという。
こうした食文化は、袋麺を専用のカップに乗せ、お湯を注いで調理する“自動ラーメン調理機”の普及にも繋がっており、そうして作ったラーメンを漢江(ハンガン)を眺めながら食べる“漢江ラーメン”も韓国を旅行する若い女性を中心に注目されるようになっている。
今回の店舗では、そんな自動ラーメン調理機を用意し、来店客が辛ラーメンを調理して食べられるようにしている。
6月10日~15日は、オープニングイベント期間として、簡単なクイズに回答すると、辛ラーメンが1袋プレゼントされ、自動ラーメン調理機を使って漢江ラーメンを体験できるようにする。入場料は無料だが、各日500名限定で、13日~15日は事前予約が必要となっている。16日以降は、その場で辛ラーメンを購入して体験する形になる。
成長戦略部門 マーケティングチーム 次長の三浦善隆氏は、MODIFY(修正する)とCONSUMER(消費者)をかけあわせた造語「MODISUMER(モディシューマー)」という言葉を紹介。自分好みに製品やサービスをアレンジして楽しむ消費者を指す言葉で、韓国ではSNSを中心に情報発信するインフルエンサーの影響力が大きくなっているという。
昨年発売された「辛ラーメン トゥーンバ」はモディシューマーの間で話題となったレシピを参考に商品化されており、今回の漢江ラーメン体験でも、使用する粉末スープやお湯、ミルクの分量を調節したり、トッピングする具材を選んだりすることで自分だけの辛ラーメンを作れるようになっている。
所在地は、東京都渋谷区神宮前1-6-4 ゼンモール原宿ビルの「OKUDO DINING&CAFÉ」内。営業時間は10時~21時(6月15日までは11時~20時)。