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HIKAKIN監修「みそきん」リアル店舗が登場!「東京ラーメンストリート」の新エリアに行ってきた

2025年8月7日 オープン
HIKAKINさんが監修する「みそきん」

 東京駅一番街の「東京ラーメンストリート」にて、味噌ラーメン「みそきん」と青森煮干ラーメン「津軽煮干 ひらこ屋」の2店舗が8月7日にオープンする。

 東京駅一番街は、東京駅八重洲口の商業施設として2005年にオープン。そのなかでも、ラーメン専門の飲食店街である東京ラーメンストリートは2009年から16年にわたって人気を集めているゾーンで、年間約200万人が訪れている。

 2021年から期間限定で実施していた「ご当地ラーメンチャレンジ」という企画の好評を受け、今回新たに、全国のご当地ラーメンを東京駅で味わえる新エリア「ご当地エリア」の開設に至った。14年ぶりのエリア拡大となり、既存の8店舗とあわせて、東京ラーメンストリートには全10店舗のラーメン店が軒を連ねる。

東京駅の「東京ラーメンストリート」に「みそきん」と「津軽煮干 ひらこ屋」がオープン
東京ラーメンストリートのマップ

HIKAKINプロデュースの「みそきん」がついにリアル店舗で味わえる!

「みそきん」店舗外観
「みそきん」店舗内観

 みそきんといえば、動画クリエイターHIKAKINさんがプロデュースした味噌ラーメン。2023年5月にカップ麺として登場し、再販のたびに即完売とSNSを中心に話題の商品だが、初のリアル店舗を期間限定で出店する。

 新潟県出身のHIKAKINさんが幼少期から親しんできた味噌ラーメンの味をルーツとしつつ、自身のこだわりを詰め込んだラーメン。ラーメンへのこだわりについて、HIKAKINさんは「僕の下積み時代を支え続けてくれたのは、ラーメンでした。人生が変わるその日も、ラーメンを食べていました。そんな僕が考えた元気の出る一杯です」とコメントしている。

味玉みそきん
HIKAKINさん

 看板メニューは「味玉みそきん」(1380円)。豚骨と鶏ガラを別々に炊き出したWスープと新潟白味噌ベースの特製味噌だれによる芳醇で奥深い味わいを特徴とする。歯応えのある特注太ちぢれ麺を使用しており、にんにくやショウガのきいたパンチのあるスープにも負けない存在感がある。

 客席は26席、営業時間は11時~22時30分(ラストオーダー22時)。営業期間は2026年2月23日までの予定。予約制での営業を予定しているため、訪問時は公式サイトの案内をチェックしておこう。

特注太ちぢれ麺
スープは白味噌ベースでにんにくとショウガがきいている

青森煮干しラーメンの名店「ひらこ屋」が東京に進出

「津軽煮干 ひらこ屋」店舗外観
「津軽煮干 ひらこ屋」店舗内観

 青森市で煮干しラーメンの名店として親しまれている「中華そば ひらこ屋」。先述の「ご当地ラーメンチャレンジ」にも出店していた2005年創業の人気店が、「津軽煮干 ひらこ屋」として東京に常設店舗を構える。

こいくち煮干(コク照り完熟玉子入り)

 看板メニューは「こいくち煮干(コク照り完熟玉子入り)」(1130円)。平子(真いわし)など4種類あわせて50kgを超える煮干しを三段仕込みで炊き上げたスープが自慢だ。かえし(醤油タレ)はあえて存在感を控えめにしており、奥深い出汁の旨味と香りが前面に出ている。

 東京の煮干しラーメン店に多いいわゆる「セメント系」のドロっとしたものとは異なる、重厚な味わいでありながら後味はすっきりとした青森流の煮干しラーメンを東京駅でいつでも味わえるのは魅力だ。

内麦と外麦を独自に配合した特注の中太麺
平子(真いわし)など4種類の煮干しをふんだんに使用したスープ

 店舗のコンセプトは「伝統と進化の追求の一杯」ということで、本店の味をそのまま持ち込んだこいくち煮干のほかに、東京ラーメンストリート限定メニューの「辛煮干し TYPE-T」(1380円)を1日20杯限定で提供する。こちらは「赤唐辛子一升漬け」「じゃこ辛」「煮干麻辣ナッツ」「ナンバ味噌」という4種の辛味素材をブレンドした刺激的なメニューとなる。

辛煮干し TYPE-T