ニュース

サントリーが「JR缶 旅する茉莉花エクスプレス」を運行

10月28日「茉莉花〈緑茶割・JR〉缶」数量限定発売

2025年10月25日 取材
「JR缶 旅する茉莉花エクスプレス」の車内で乾杯

 サントリーは10月25日、「茉莉花〈緑茶割・JR〉缶」の発売を記念し、JR東海とコラボした貸切新幹線「JR缶 旅する茉莉花エクスプレス」を東京~新大阪間で1車両限定で運行した。

 同社では、「ジャスミン焼酎〈茉莉花(まつりか)〉」を販売しており、“JJ”と略されるジャスミン焼酎のジャスミン茶割りに加え、“JR”と略されるジャスミン焼酎の緑茶割りといった飲み方で楽しまれている。

「茉莉花〈緑茶割・JR〉缶」は、そんなジャスミン焼酎の緑茶割りを手軽に楽しめるようにしたもので、10月28日からコンビニエンスストアで数量限定で販売されるが、発売を目前にJR東海と連携し、同商品をイメージした内装の新幹線車内でJR缶を先行体験できるツアーを実施。

JR缶は緑茶をイメージして緑色になっているが、JR東海のコーポレートカラーに変身させるシールも配布された

 事前の募集で集まった10組20名が招待され、沿線の名物おつまみとともに車内のバーカウンターで茉莉花をソーダ割り(JS)、烏龍茶割り(JO)、紅茶割り(JK)、宇治抹茶割りなどのスタイルで楽しんだ。

車内に設置されたバーカウンター
沿線の名物おつまみとともに楽しめる

 サントリー スピリッツ本部 リキュール・スピリッツ部の佐野弘氏によれば、10組20名の募集枠に対し、約3000件の応募があり、強運の持ち主が集結した。JJ缶については、東京の都市部で若者を中心に売れ行きが急激に伸びており、JR缶を発売することで選択肢を増やし、さらなる認知拡大を目指していく。

サントリー スピリッツ本部 リキュール・スピリッツ部の佐野弘氏

「茉莉花〈緑茶割・JR〉缶」は、若者の好みにあわせ、アルコール度数4%とやや低めに設定されており、無炭酸とすることでお腹の膨れを抑え、ゴクゴク飲むのではなく、友人と語り合いながらチビチビ飲むのにぴったりな設計になっている。