おいしさの秘密と私のこだわり

ジャスミン焼酎をジャスミン茶で割った“JJ”、サントリーから缶で登場

サントリー RTD・LS事業部事業開発部の永尾真紀氏

 サントリーは、「茉莉花(まつりか)〈ジャスミン茶割・JJ(ジェージェー)〉缶」を3月5日にコンビニエンスストア先行で発売する(全国発売は4月9日)。今回はRTD・LS事業部事業開発部の永尾真紀氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

永尾氏:「ジャスミン焼酎〈茉莉花(まつりか)〉」は、2004年に発売し、今年発売20周年を迎えるロングセラーブランドですが、これまで弊社として積極的にマーケティング活動を行なっていませんでした。

 しかし、直近の3~4年で茉莉花の販売実績が右肩上がりに伸張しており、要因を調べてみると、発祥地は諸説ありますが、大阪や沖縄の料飲店で生まれたと言われる「ジャスミン焼酎〈茉莉花〉」をジャスミン茶で割った“JJ(ジェージェー)”という飲み方が、クチコミで自然発生的に全国へ拡がりを見せていることが分かりました。20~30代の比較的若い世代の方々を中心にご好評いただいています。

 今回、より手軽に“JJ”を飲みたいというお客さまのお声にお応えし、より多くのお客さまに“JJ”の魅力をお届けすべく、「茉莉花〈ジャスミン茶割・JJ〉缶」を発売します。

――どんな特徴があるのでしょうか。

永尾氏:ジャスミン茶葉「銀毫(ぎんごう)」から作った爽やかな香りの乙類焼酎と、すっきりした後口の甲類焼酎をあわせた「ジャスミン焼酎〈茉莉花〉」をジャスミン茶で割った「JJ缶」は、すっきり爽やかな香りと軽やかな飲み心地が特徴です。

 パッケージは水色を基調に、ジャスミンの花のイラストをあしらった黄色いラベルで、爽やかで印象的なデザインを目指しました。缶中央に大きく配した“JJ”のロゴと、「香るジャスミンのお酒」というアイコンで、商品の特長を訴求しています。

茉莉花〈ジャスミン茶割・JJ〉缶

――こだわりのポイントは?

永尾氏:割り材のお茶は、「華やかな香りが特徴の茶葉」や「すっきり爽やかな後味の余韻が特徴の茶葉」、「旨味や深みが特徴の茶葉」の3種の異なるジャスミン茶葉をブレンドし、ジャスミンの香りとお茶の旨味の両方が引き立ち、茉莉花に合うようにこだわって抽出しています。

 また、「JJ缶」はお店で飲む、料理を邪魔せずに楽しい時間を過ごすことができる“JJ”の飲みやすい味わいを再現し、アルコール度数4%で設計しております。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

永尾氏:非炭酸でお腹に溜りにくく、香りが良いジャスミン茶のお酒ですので、食事と一緒にお酒を飲む方や、リラックスシーンでお酒を飲む方、ご家族やご友人とともに楽しい時間を過ごしたい方など、幅広いお客さまに楽しんでいただきたいです。

――ありがとうございました。

ジャスミン焼酎〈茉莉花〉