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日清食品チルド「山形冷しらーめん」や「冷たいトマトのラーメン」など、冷やし麺のバリエーションを披露!賞味期限は60日に延長

2026年7月15日 取材
日清食品チルド、冷やし麺のラインアップを強化

 日清食品チルドは、暑い夏に向けて「行列のできる店のラーメン 山形冷しらーめん 2人前」や「日清のそのまんま麺カップ 冷し台湾まぜそば」などを発売し、チルド(冷蔵)の冷たい麺商品のラインアップを強化している。

 チルド麺は店のような本格的な味わいが家庭で楽しめるのが魅力で、同社製品ではそれに加え、賞味期限の長さが特徴。一般的なチルド麺の賞味期限は早いものだと7~10日前後となるが、「行列のできる店のラーメン」シリーズなどでは60日と、非常に長持ちする。また、醤油や味噌といったラーメンだけでなく、ご当地ラーメンをベースにした商品や「冷たいトマトのラーメン」「台湾まぜそば」といったバリエーションも増えている。

冷やし麺のラインアップ

 同社では暑い夏に向けた冷たい麺の試食会を開催し、ここではその模様をレポートする。

 冒頭、マーケティング部 第1グループ 主任 森本陽氏は、今夏のチルド麺では「猛暑・酷暑対策」「米代替ニーズの獲得」「次世代ユーザーの開拓」を柱に商品開発を行なっていることを紹介。チルド麺は冷やしラーメンに代表されるように、夏場に強い商品ではあるが、猛暑が続くと外出を控えるため買い物に行く回数が減ってしまうことや、麺料理のマンネリ化などが課題だという。

日清食品チルド株式会社 マーケティング部 第1グループ 主任 森本陽氏
2026年春夏の商品開発テーマ

 そこで「麺の配合を変更し、賞味期限を60日に延長した。食品ロス削減に貢献し、買い置きやまとめ買いが可能となっている」と森本氏はアピールした。また、麺料理で飽きがこないよう「行列のできる店のラーメン」や「冷たいラーメン」「まぜ麺の達人」など、冷たい麺商品のバリエーションも豊富にラインアップ。各商品の売上も好調だという。

おいしさ長持ちまとめ買いができる
バリエーション豊かな冷たい商品を展開

 そこで2026年3月に発売したのが「行列のできる店のラーメン 山形冷しらーめん 2人前」。ご当地ラーメンである山形の「冷やしラーメン」に着目した商品で、鶏や豚をベースに煮干しなどの魚介の旨みをきかせた冷たい醤油ベースのスープに、手もみ風平打ち麺を合わせた。

行列のできる店のラーメン 山形冷しらーめん

 試食してみると、冷やしラーメンとはまったく違い、ひんやりとしたスープが温かいラーメンと同様に飲めるような濃度ですっきりとした味わい。そのスープが絡んだ平打ち麺を食べると、麺のチュルチュル感と旨みのあるひんやりスープが非常に心地よかった。

試食で提供された「行列のできる店のラーメン 山形冷しらーめん」

 次にマーケティング部 第3グループ マネージャー 狩野浩士氏が「冷たいトマトのラーメン」を紹介。爽やかな味わいとアレンジのしやすさから40代以下の女性から支持を集めている商品だという。

日清食品チルド株式会社 マーケティング部 第3グループ マネージャー 狩野浩士氏
冷たいトマトのラーメン
「冷たいトマトのラーメン」は若年女性から支持

 こちらも食べてみると、トマトのスープが酸味もきいておりとても爽やか。醤油ベースなどの冷やし麺に飽きたときは、目先も味わいも変わって、これ1つで冷たい麺のバリエーションが増えるように思った。

試食で提供された「冷たいトマトのラーメン」

 続いてマーケティング部 第2グループ 天野寛珠氏が「日清のそのまんま麺」シリーズを紹介。本シリーズは火も水も使わず、麺に添付してあるつゆを入れるだけで完成するという商品。天野氏は「10秒でできるほど」と言い、実際にデモンストレーションも行なった。

日清食品チルド株式会社 マーケティング部 第2グループ 天野寛珠氏
日清のそのまんま麺 かつおだしぶっかけうどん

 見ていると丼に麺を入れてつゆをかけて、少し混ぜて完成! 本当にあっという間だった。「つゆをかけるだけなので、子供でもできるほど。具を追加して夏休みの子供のお弁当に使う方もいる」と話した。できたものを食べてみると麺はツルンッとしており、乾麺やゆで麺と遜色ない。

実際に10秒でできるかデモンストレーション
試食で提供された「日清のそのまんま麺 かつおだしぶっかけうどん」

 そしてマーケティング部 第1グループ 主任 初見友弥氏が通常温かい状態で食す「まぜ麺の達人 台湾まぜそば」を冷たくして調理することを提案。「台湾まぜそば」は山椒がきいたスパイシーな味わいが特徴。春夏シーズンは商品の中身は同じものだが、パッケージで「夏は冷やしがうまい」というコピーを追加して、冷たい調理もおすすめして販売しているという。

日清食品チルド株式会社 マーケティング部 第1グループ 主任 初見友弥氏
「まぜ麺の達人 台湾まぜそば」を冷やし麺で調理

 実際に「まぜ麺の達人 台湾まぜそば」の温かいものと冷たいものを食べてみると、冷たいものの方がやや辛みや香辛料抑えめな印象。温かいものより、さっぱりと食べられるように思った。

試食で提供された「まぜ麺の達人 台湾まぜそば」の温かい麺(左)と冷やし麺(右)

 また、初見氏はボリューミーでパンチのある“二郎系ラーメン”のように、ワシワシとした麺が特徴の「麺の達人 超極太麺」と「スープの達人 濃厚豚ラーメン」を合わせて家庭で「背徳グルメ」を楽しんでいる人も多いことなども紹介した。

「麺の達人 超極太麺」と「スープの達人 濃厚豚ラーメン」を合わせて調理

 最後に狩野氏が「チルド 日清焼そばU.F.O. 2人前」を使ったアレンジを提案。「U.F.O.」のソースはしっかりした味わいなので、チルド商品であればソースを3分の2の量を使って焼きそばを作り、残りをとんかつソースとしてかけて楽しむ「トルコライス風」に仕上げることもできると紹介した。

「チルド 日清焼そばU.F.O. 2人前」の特長
「チルド 日清焼そばU.F.O.」をアレンジしてトルコライス風に

「夏の長期化は購買が落ちるため、危機感でもある。長期間保存可能な点やバリエーションが豊富なことをスーパーの売り場でもアピールして、まとめ買いや買い置きなどをおすすめしていきたい」と森本氏は語った。