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サントリー、武蔵野ビール工場で新しい「金麦」を体験できる10月限定の特別体感ツアーに参加してみた

土日祝限定で実施

2026年10月3日~10月31日 実施
サントリー〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野「金麦は、ビールへ。おいしさ体感ツアー」

 サントリーは、10月6日に新ジャンル製法からビール製法へと変更して発売する「金麦」に合わせ、〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野において「金麦は、ビールへ。おいしさ体感ツアー」を10月の土日祝限定で実施する。東京都府中市にある同工場において、一足早くツアーを体験することができたのでレポートする。

 通常も「ザ・プレミアム・モルツ おいしさ発見ツアー」といった見学ツアーを実施しているが、今回の「金麦は、ビールへ。おいしさ体感ツアー」では、ビールになった「金麦」のこだわりや自宅での楽しみ方を、醸造家自ら紹介する。また、「金麦」「金麦<糖質75%オフ>」「金麦<豊潤>」の試飲も用意されているので、ビール好きにはたまらない。

〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野

サントリー〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野「金麦は、ビールへ。おいしさ体感ツアー」

実施日: 2026年10月3日/4日/10日/11日/12日/17日/18日/24日/25日/31日
時間: 9時55分~、14時5分~
参加費: 1000円
試飲製品:
・「金麦」(樽)
・「金麦<糖質75%オフ>」(缶)
・「金麦<豊潤>」(缶)
予約: Webサイトにて要予約
Webサイト: ツアー・イベント案内 一覧

 工場はJR南武線・京王線の分倍河原駅から車で約10分ほどの距離にある。分倍河原駅からは直通のシャトルバスがあるので、そちらを利用するのが便利だ。

直通のシャトルバス。側面もキレイにペイントされているので見てほしい
バスを降りた向かい側

 エントランスをくぐると受付があり、横にはショップも併設されているのでお土産も購入できる。

さまざまな商品が並ぶショップ
工場から直送する商品販売もある

 ツアーの最初は「金麦」のこだわりを紹介するガイダンスからスタート。この日はメディア向け内覧会ということでビール・RTD部 課長の斎藤圭世氏が最初に挨拶をした。

サントリー株式会社 マーケティング本部ビール・RTD部課長 斎藤圭世氏

 新しい金麦の概要についてはツアースタッフが説明した。酒税法が10月に改正されることにより、従来は異なっていたビールと発泡酒の税率が一本化されることを受け、サントリーは誕生から20年目を迎える「金麦」の麦芽比率を上げ、発泡酒からビールに切り換える。金麦が目指しているのは「日々おいしく楽しめること」であり、価格帯は据え置いたまま、酒税が上がった以上の価値を付加して市場に投入すると説明した。

ツアーを担当するスタッフが金麦について解説
改正前の酒税法上の定義
改正後はビール類の酒税額が一本化される
改正後の金麦の立ち位置

 第2部は工場見学に出発。「素材選び」「仕込」「発酵」「貯酒」「ろ過」「パッケージング」の6工程をスタッフが解説してくれる。見学コースに用意された大きな仕込釜や仕込槽、貯酒に使われる大型タンク、役目を終えた酵母を取り除くフィルターなど、興味深い設備を見ることができる。そして運がよければ、ビールを充填した大量の缶が箱詰めされていくところも見学できる。

ビール工場らしい風景が見られる
一部の工程は確認窓から内部も観察できる(内部の撮影は不可)
残念ながらこの日はパッケージングの様子を見ることはできなかった
最初に渡されたガイドブックに製造工程の詳細は記されているが、設置されているサイネージでも解説映像を流してくれる

 第3部は「金麦」の試飲を楽しみながら、こだわりの製法を醸造家が詳細に解説するもっとも楽しい時間となった。この日は、開発主幹の水口伊玖磨氏が解説してくれた。金麦は、日々の食卓で気兼ねなく楽しめるビールを目指しており、「麦の旨味」と「澄んだ後味」を両立させ、食事と心地よく調和して次の一口につながる味わいを重視している。

サントリー株式会社 ビール開発生産本部 ビール商品開発研究部 開発主幹 水口伊玖磨氏
金麦が目指している味わい

 ビール化するには、麦芽比率を50%以上にする必要がある。ただし、麦芽を増やすと旨味が増す反面、甘味・旨味や雑味が後味に残りすぎるリスクがあるとのこと。金麦は長年磨いてきた繊細なバランスで成り立っており、原料配合や醸造条件のわずかな変化でも崩れうることが開発上の課題だった。

バランスを保つ課題に直面

 そこで、製造工程を一から見直すことにした。素材となる麦芽は「旨味麦芽」と「国産麦芽」をブレンドし、ホップはアロマホップとビターホップをバランスよく組み合わせ、原料の配合を0.1%単位で設計した。製法では、仕込み釜で煮出して麦芽の旨みとコクを引き出す「デコクション製法」と、3段階の温度帯でじっくり旨味を抽出する「うまみ三段製法」を採用した。これらにより、麦芽から旨みを引き出しながらも、後味に影響する成分の抽出・分解を制御することができ、新しい金麦を実現することができたと説明した。

「旨味麦芽」と「国産麦芽」。かじったところ、旨味麦芽はしっかりと後味が残り、国産麦芽はさっぱりとした味わいだった
製造工程を見直すことで金麦のビール化を実現

 試飲では、「金麦」(樽)、「金麦<糖質75%オフ>」(缶)、「金麦<豊潤>」(缶)の3種類が用意されており、それぞれの味の違いをじっくりと堪能することができる。また、金麦に合うと紹介された枝豆の代わりとして、枝豆味の「CRATZ」も提供されるので、どのようにマリアージュするのかも試せて面白い。限られた期間のツアーのため申し込みがすでに殺到しているが、興味がある方はWebを参照してもらいたい。

「金麦」はサーバーで提供してくれる
製造工場で飲めるという粋なシチュエーション
「金麦<糖質75%オフ>」と「金麦<豊潤>」は缶で提供
枝豆の風味を味わえる「CRATZ」

サントリー〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野

所在地: 東京都府中市矢崎町3-1
アクセス: 分倍河原駅から無料のシャトルバスを運行
TEL: 042-360-9591(受付は9時30分~17時)
営業時間: 9時30分~17時(ショップは11時~16時50分)
休業日: 年末年始、工場休業日(臨時休業あり)
Webサイト: 〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野