インタビュー

【今年の月見はどれにする?】2年ぶりに「月見牛とじ丼」を復活させた吉野家にこだわりを聞きました

2024年8月22日 発売

株式会社吉野家ホールディングス グループ商品本部 商品開発部 吉野家メニュー開発 羽鳥純氏

 ファストフードをはじめとして、さまざまな外食チェーンで「お月見」の商品が登場する季節になりました。編集部では2年ぶりに月見商品「月見牛とじ丼」を発売した吉野家でメニュー開発を担当する羽鳥純氏に、開発背景やこだわりを聞きました。

吉野家「月見牛とじ丼」

・「月見牛とじ丼」(店内 688円、テイクアウト676円)
・「チーズ月見牛丼」(店内 798円、テイクアウト784円)
・「ねぎラー油月見牛とじ丼」(店内 798円、テイクアウト784円)

「月見牛とじ丼」(店内 688円、テイクアウト676円)
「チーズ月見牛丼」(店内 798円、テイクアウト784円)
「ねぎラー油月見牛とじ丼」(店内 798円、テイクアウト784円)

吉野家「月見牛とじ御膳」

・「月見牛とじ御膳」(店内 798円、テイクアウト 784円)
・「チーズ月見牛とじ御膳」(店内 908円、テイクアウト 892円)
・「ねぎラー油月見牛とじ御膳」(店内 908円、テイクアウト 892円)

「月見牛とじ御膳」(店内 798円、テイクアウト 784円)
「チーズ月見牛とじ御膳」(店内 908円、テイクアウト 892円)
「ねぎラー油月見牛とじ御膳」(店内 908円、テイクアウト 892円)

――「月見」商品の開発経緯と背景を教えてください。

羽鳥氏:夏の「牛麦とろ御膳」、冬の「牛すき鍋膳」に続く季節商品を検討するなかで、秋の風物詩であるお月見にちなんだ商品開発を進めました。吉野家の秘伝のたれで煮込んだ牛肉玉ねぎと玉子は非常に好相性で、よい商品ができたことから、2019年に「月見牛とじ御膳」を、2021年に「月見牛とじ丼」の販売を開始しました。

――月見商品の特徴・開発担当者のイチ押しポイントは?

羽鳥氏:お月見と食欲の秋両方を満喫することができる秋限定の食べ応えのある商品です。吉野家秘伝のたれで煮込んだお肉を2個分の溶き玉子でふんわりととじ、甘辛い特製すきやきたれをたっぷりと追加。さらに玉子を1個お付けして提供します。お客さまのお好みで、卵黄のみ、もしくは、玉子を溶いた状態で追加してお召し上がりください。

――今年の月見企画のテーマ、去年と異なる点はありますか。

羽鳥氏:昨年度は鶏卵不足の影響で販売できませんでしたが、今年度は2年ぶりの販売となるため、2種のバリエーションを追加しました。「月見牛とじ丼」「月見牛とじ御膳」に加えて、丼・御膳ともに「クワトロチーズ」と「ねぎラー油」をトッピングした商品が新登場しています。「チーズ月見牛とじ」はチーズの濃厚な美味しさを、「ねぎラー油月見牛とじ」は白ねぎの食感とラー油のコクと風味を追加することで、より一層ご飯が進むように仕上げました。

――どんな人にどんなふうに食べてもらいたいですか。

羽鳥氏:御膳はお肉をお腹一杯食べたい方に向けて「肉2倍盛」もご用意しています。また、御膳はご飯増量・おかわり無料ですので、お好きなだけご飯を楽しみたい方は店内で「月見牛とじ御膳」をお楽しみください。テイクアウトで持ち帰って楽しみたい方は「月見牛とじ丼」がお勧めです。そして、今年新登場の「チーズ月見牛とじ」と「ねぎラー油月見牛とじ」にもご注目いただけるとうれしいです。

――ありがとうございました。