インタビュー

【今年の月見はどれにする?】吉野家の「月見牛とじ御膳」「月見牛とじ丼」のこだわりについて聞きました

2025年9月12日 発売
株式会社吉野家 グループ商品本部 吉野家メニュー開発担当 齋藤慶幸氏

 外食チェーン各社から「月見」メニューのニュースが届く季節がやってきました。今回は月見商品として「月見牛とじ御膳」「月見牛とじ丼」を販売する吉野家のグループ商品本部 吉野家メニュー開発担当 齋藤慶幸氏に、こだわりや開発背景を聞きました。

吉野家 月見メニュー

発売日: 2025年9月12日11時
商品・価格:
・「月見牛とじ御膳」店内飲食798円、テイクアウト784円
・「月見牛とじ丼」店内飲食699円、テイクアウト686円

月見牛とじ御膳
月見牛とじ丼

――「月見」商品の開発経緯と背景を教えてください。

齋藤氏:吉野家は季節商品として夏に「牛麦とろ御膳」、冬に「牛すき鍋膳」とございますが季節商品を検討するなかで、秋の風物詩であるお月見にちなんだ商品開発を進めました。吉野家の秘伝のたれで煮込んだ牛煮肉と玉子は非常に好相性で、よい商品ができたことから、2019年から「月見牛とじ御膳」を、2021年から「月見牛とじ丼」の販売を開始しました。

 2023年より、ゴーダ・ステッペン・モッツァレラ・レッドチェダーの4種のチーズ「クワトロチーズ」をトッピングした「チーズ月見牛とじ丼」と、白髪ネギにフライドガーリックやオニオン、ラー油をかけた「ねぎラー油」をトッピングした「ねぎラー油月見牛とじ丼」の販売を開始しました。

チーズ月見牛とじ丼
チーズ月見牛とじ御膳
ねぎラー油月見牛とじ丼
ねぎラー油月見牛とじ御膳

――月見商品の特徴・開発担当者のイチ押しポイントは?

齋藤氏:吉野家秘伝のたれで煮込んだ牛煮肉を2個分の溶き玉子でふんわりととじ、甘辛い特製すきやきたれをたっぷりと追加し、さらに玉子を1個お付けして提供します。お客さまのお好みで、卵黄のみ、もしくは、玉子を溶いた状態で追加してお召し上がりください。

――今年の月見企画のテーマ、去年と異なる点はありますか。

齋藤氏:具材のバランスを整えた仕様で、玉子を贅沢に使用して特別感を演出しています。また、チーズやネギラー油など、お好みに合わせたトッピングでお楽しみいただければと思います。

――どんな人にどんな風に食べてもらいたいですか。

齋藤氏:全世代の方にお召し上がりいただける仕様となっていますが、特に若年層の方に、リーズナブルでボリューム感のある商品をお楽しみいただければと思います。

 御膳はお肉をお腹一杯食べたい方に向けて、「肉2倍盛」もご用意しています。また、御膳はご飯増量・おかわり無料となっていますので、お好きなだけご飯を楽しみたい方は店内で「月見牛とじ御膳」をお楽しみください。テイクアウトで持ち帰って楽しみたい方は「月見牛とじ丼」がおすすめです。

――ありがとうございました。