おいしさの秘密と私のこだわり

贅沢な気分を演出するノンアルのサングリア「MOCK Bar」

「MOCK Bar(モクバル) オレンジ&マンゴーmix/洋なし&パインmix」:各290円前後(税別)

メルシャン マーケティング部 国産グループの永谷洋平氏

 メルシャンは、ノンアルコールのサングリア「MOCK Bar(モクバル) オレンジ&マンゴーmix/洋なし&パインmix」を発売した。同社 マーケティング部 国産グループの永谷洋平氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

永谷氏:世界ではノンアルコールのトレンドが加速しています。日本でも「ゲコノミクス」という言葉が使われ、お酒を飲まない人向けの飲料市場が注目されています。近年、海外だけでなく日本でも「モクテル」という言葉が広まりつつあり、若年層を中心に認知が高まっています。

 ワインカテゴリーの中でもサングリアは20~30代女性の認知・飲用意向が特に高く、メルシャンのギュギュッと搾ったサングリアを例にとると、スティルワインと比べて20~30代の構成比が高いことからも、「サングリア」が20~30代に受容されていることがうかがえます。

 新しいノンアルサングリア「MOCK Bar」は、ワインの贅沢さを持ちながら、既存のノンアルコール飲料にはない、自分へのご褒美シーンや、くつろぎシーンなどに気軽に楽しめるシーンを提案する商品として、多くの方に楽しんでいただきたいと思っています。

――どんな特徴があるのでしょうか。

永谷氏:7種のフルーツ&スパイスを組み合わせることで、華やかでフルーティなだけでなく奥行きのある香りと味わいを実現していること、それと独自の製法で作られたワインエキスをプラスすることで、ジュースでは味わえない複雑さや余韻が楽しめる、大人な贅沢な味わいを実現しました。

オレンジ&マンゴーmix
洋なし&パインmix

――こだわりのポイントは?

永谷氏:メルシャンのワイン醸造技術により実現したワインを凝縮して作ったノンアルコールのワインエキス、ギュギュッと搾ったサングリアの開発で培った混濁果汁調合技術、キリンビバレッジの清涼飲料開発における素材開発技術の掛け合わせで新しい商品開発が実現しました。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

永谷氏:酔わないからこそ、時間を有意義に使いたいという方、現状のノンアルコール飲料に対して物足りないと感じていらっしゃる方、大人ならではの「贅沢な気分」を過ごしたいと思っていらっしゃる方に楽しんでいただきたいです。きっと、しょうがなく選ぶノンアルではなく、あえて飲みたいノンアルになると期待しています。