おいしさの秘密と私のこだわり

自分好みの味わいを作って楽しめる「ビアボール」

2022年11月15日 発売

サントリー マーケティング本部 イノベーション部の佐藤勇介氏

 サントリーは、炭酸水で割って作って楽しむビール「ビアボール」を11月15日に発売した。今回はマーケティング本部 イノベーション部の佐藤勇介氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

佐藤氏:ビール類市場は2004年を境に17年連続前年割れの大変厳しい状況です。今一度、お客様にビールの美味しさ・楽しさをお届けし、ビールをもっと好きになってもらいたい。そして、もう一度ビール市場を活性化させたいという想いからビールの楽しさを拡げる新たなカテゴリー創造に挑戦しました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

佐藤氏:「氷を入れて炭酸水でつくる」ビールであることが特徴です。自分好みの味わいや量で自由につくってお楽しみいただけます。炭酸水でつくっても美味しい中味を実現するため、サントリー史上最高のAlc.16%を実現し、割ってもビールらしいおいしさが愉しめるように仕上げています。

ビアボール(家庭用小瓶)

――こだわりのポイントは?

佐藤氏:「自分好みにつくる」「ゆっくり楽しめる」「すっきりした味わい」です。好きな味わい・濃さ・量など自分好みで自由に楽んでいただけることは一番のポイントです。また、氷を入れることで冷たさがキープでき、上面発酵由来の香りにより氷が溶けてもバランスが崩れません。味わいは、苦味が少なく、ほどよいビール感で爽快な飲み口にしています。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

佐藤氏:ビール飲用者だけではなく、これからビールを飲むエントリー層や一度ビールから離れてしまった方まで、幅広いお客さまにビールを楽しんでいただきたいです。その中でもコアターゲットは「未来の酒類市場のカギをにぎる次世代」である「MZ世代」にはぜひ飲んでみてほしいと思っています。

――ありがとうございました。