おいしさの秘密と私のこだわり

サラダクラブのレタス入りパッケージサラダ、消費期限を1日延長できた理由

サラダクラブ 品質保証部の石塚光彦氏

 サラダクラブは、3月にレタスやリーフなどを使用したパッケージサラダ3商品の消費期限を1日延長することを発表した。今回は品質保証部の石塚光彦氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

石塚氏:サラダクラブでは、安全でおいしいパッケージサラダを食卓へお届けするために、創業からずっと野菜の鮮度と品位向上に努めてまいりました。また、サステナビリティに向けた取り組みとして、「野菜廃棄物ゼロ化」や野菜の未利用部を堆肥として契約産地で活用する「循環型農業」の確立などにも力を入れています。野菜の鮮度を保持する「鮮度保持技術」を確立することで、より新鮮なサラダを手軽にお客さまに召し上がっていただけるとともに、消費期限が延びることでご家庭や店頭での廃棄を減らすなどフードロス削減にも繋がると考えています。

――どんな特徴があるのでしょうか。

石塚氏:これまでも、10℃以下の低温流通管理(コールドチェーン)の徹底や、野菜になるべくダメージをあたえないようにする「野菜にやさしい製法」の確立など、品位向上を目指して取り組んできました。すでに主要商品の「千切りキャベツ」と「ミックスサラダ」では、業界最長の加工日に加え5日間の消費期限を実現しています。

 野菜にはそれぞれ特性があり、一律に技術の効果が発揮できるわけではありません。今回は、今まで積み重ねてきた技術に加えて、新たに、酸素・二酸化炭素・窒素の混合ガスでパッケージングする「混合ガス充填製法」を導入したことで野菜の鮮度が長持ちし、レタスやリーフを使用した3商品でも消費期限を1日延ばすことに成功しました。商品ごとに最適な割合の混合ガスを封入することで、野菜の変色や離水、臭いの発生を抑える効果が確認されています。

――こだわりのポイントは?

石塚氏:製造する際に、保存料などの薬品をいっさい使用していないことです。お客さまのなかには、パッケージサラダに対して「保存料や漂白剤などの薬品を使っているのではないか」「鮮度の良くない原料を使っているのではないか」などと不安に思っている方も少なくありません。なぜ消費期限の延長が可能なのか疑問に思われる方もいらっしゃると思います。そこで、お客さまが安心してお召し上がりいただけるよう、パッケージの裏面に製法の説明や保存料不使用であることを明記しています。

――どんな人に食べてもらいたいですか?

石塚氏:鮮度が長持ちし、よりおいしく、より便利になりました。まとめ買いもしやすくなったので毎日買い物に行くことが難しい方や、野菜不足を感じている方などに、手軽においしいサラダを食べて野菜をもっと摂取していただきたいと思っています。

――ありがとうございました。

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