おいしさの秘密と私のこだわり

「キリン 午後の紅茶 mottainai ふじりんごティー」、規格外果実をおいしく

キリンビバレッジ マーケティング部の加藤華氏

 キリンビバレッジは、12月2日に「キリン 午後の紅茶 mottainai ふじりんごティー」を発売した。今回はマーケティング部の加藤華氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

加藤氏:「午後の紅茶 mottainai」は、おいしいのに訳あって捨てられてしまう果実を使用した、フードロス削減・農家支援につながる特別なフルーツティーです。本商品は、氷結から始まった「モッタイナイ!を、おいしい!に。」プロジェクトに共感し、キリングループ横断でこの取り組みをさらに広げたいという想いから開発に至りました。紅茶の多様なおいしさで、幅広い世代との接点のある「午後の紅茶」だからこそ、より多くのお客さまに規格外果実の魅力をお届けしたいです。

――どんな特徴があるのでしょうか。

加藤氏:「ふじりんご」のフルーティーな甘みと香りが際立ち、紅茶の爽やかな余韻につつまれるおいしさが楽しめます。さらにパッケージは、「氷結mottainai」商品と同様にあたたかみのあるクリーム色の背景色にし、農家さんのこだわりが詰まったおいしさを表現するイラストで、特別感を伝達します。

キリン 午後の紅茶 mottainai ふじりんごティー

――こだわりのポイントは?

加藤氏:甘みと味のバランスが絶妙で、香り成分が豊富なことが特徴の「ふじりんご」のおいしさを最大限に引き出し、やさしい飲み心地のフルーツティーに仕上げました。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

加藤氏:幅広い方に飲んでいただきたいですが、とくに若年のお客さまや普段紅茶を飲まない方にとって、午後の紅茶を手に取るきっかけになれば嬉しいです。午後の紅茶ならではの特徴を活かし、社会貢献意識の高い10代~20代の方にもおいしく飲んでいただけます。果実のおいしさを楽しみながら、困っている農家さんの支援にもつながる“おいしくてうれしい”商品なので、多くのお客さまに手に取っていただきたいです。

――ありがとうございました。