ワインのプロがこっそり教えるベストバイ

マロッティ・カンピ・ラクリマ・ディ・モーロ・ダルバ・スペリオーレ・オルジョーロ 2022(赤)

価格:4070円(2025年12月8日現在)
マロッティ・カンピ・ラクリマ・ディ・モーロ・ダルバ・スペリオーレ・オルジョーロ 2022

 ワインを購入しようと売り場を訪れたものの、種類が多すぎてどうやって選んだらいいのか分からない。でも、値段を考えると失敗もしたくない。そんなときに参考にしたいのがプロのアドバイスだ。

 今回は、ワイン専門のECサイト「京橋ワイン」を運営するほか、飲食店や酒販店向けの卸売なども手掛けるワインキュレーション 商品開発部 部長の成瀬さんにオススメの1本を伺った。

ワインキュレーション 商品開発部 部長の成瀬さん

――このワインを選んだ理由を教えてください。

成瀬氏:オルジョーロは、希少品種ラクリマ100%で造るマルケ州の至宝だと思っています。薔薇やスミレの華やかな香りは他の品種にはない唯一無二の特徴で、凝縮した果実味、樽熟成によるエレガンスが魅力でとっても官能的なワイン。香水のような赤ワインをワイン好きの皆さんにお届けしたいです。

――生産者や産地には、どんなストーリーや背景がありますか?

成瀬氏:一時は絶滅の危機にあったラクリマ。失われかけた伝統を守るため、情熱ある生産者により1985年にDOC認定を受け復活しました。花のような香りと果実味を持つこのワインは、イタリアの歴史と情熱を語る一杯です。

――このワインにあう最高のペアリングを挙げるとすれば何ですか?

成瀬氏:ハーブを効かせたローストチキンとオルジョーロは好相性。タイムやローズマリーの香りに、ワインの薔薇香と赤い果実が寄り添い、脂の旨みを上品に引き上げます。特別な準備が要らない定番メニューでも、食卓が華やぎます。

――どんな場面で飲んでもらいたいですか?

成瀬氏:仕事終わりのリラックスタイムに、オルジョーロを一杯。薔薇の香りと果実味が、シンプルなチーズや軽い前菜と心地よく調和します。特別な準備はいらず、普段の夜を少し贅沢に変えるワインです。

テイスティングメモ

甘み:ドライ ──●── スイート
渋み:控えめ ───●─ しっかり
酸味:穏やか ────● キリッと
重さ:ライト ─●─── フルボディ