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「明治プロビオヨーグルトLG21」が21周年、“胃人”キャンペーンを展開

2021年4月8日 イベント開催

明治 執行役員 マーケティング本部長の中村高士氏

「明治プロビオヨーグルトLG21」が今年で発売から21周年を迎えることから、明治は4月8日に記念イベントを開催。このなかで同社 執行役員 マーケティング本部長の中村高士氏が、これまでを振り返るとともに、今後のビジョンを語った。

 同氏は、人々が食品に求めるニーズは時代によって変化するが、おいしいことと健康であることの2つは変わらない、とした上で、かつてデザートカテゴリーの1つでしかなかったヨーグルトが1973年の「明治ブルガリアヨーグルト」の発売で大きく見直され、独立した市場が確立されたと振り返る。

 その後、LG21が2000年に登場することになるが、同商品は健康軸で市場を拡大することに大きく貢献したという。同氏は、「LG21はヨーグルトを通じて多くの人の健康に貢献したい、という明治の企業理念そのもの」だとしている。

 結果、LG21は累計82億個を売り上げた。並べると地球を14周できる計算になるという。

 今後のLG21については、テレワークの普及、在宅時間の増加、予防・衛生意識の高まりといった形で「ライフスタイルの変化が求められており、新たな社会課題が顕在化している。新しい環境下においても、LG21は健康的な食生活を支える商品として貢献していく。その第一歩として、充実したライフスタイルを応援するさまざまなプロモーションを展開する」とし、今春展開するキャンペーンを紹介。

 4~6月にかけては、21周年を記念した特別パッケージで期間限定で販売。2005年当時のデザインが復刻するほか、“胃から元気”をテーマにした「胃人ライフススタイル」キャンペーンが展開される。

 キャンペーンでは、LG21を購入して応募することで「胃」にちなんだアイテムが抽選でプレゼントされる。そのアイテムをプロデュースしたのが、“胃人(いじん)”カタギリとして同商品のCMに登場するタレントの片桐仁で、今回のイベントにも登場し、独特のタッチでデザインされたTシャツ、お皿、クッションを紹介。それらを身にまとった高橋英樹・真麻親子がファッションショー風にランウェイを歩き、イベントを盛り上げた。

 なお、同社では4月から中国でもLG21とR-1の販売を開始した。中村氏によれば、中国では「養胃」という言葉が浸透しており、胃への関心が高いという。同氏は「中国のヨーグルト市場は年々拡大しており非常に魅力的。日本国内で培った知見を元にLG21を通じて中国の皆さまの充実した毎日をサポートしていきたい」としている。

片桐仁
高橋真麻
高橋英樹