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コカ・コーラのお酒第2弾「ノメルズ ハードレモネード」6月21日発売

2021年6月21日 発売

コカ・コーラのアルコールブランド第2弾「ノメルズ ハードレモネード」

 日本コカ・コーラは、檸檬堂に続く新たなアルコールブランド「ノメルズ ハードレモネード」の3商品を6月21日に発売する。

 ハードレモネードのハードは、ソフトドリンクのソフトの反義語としてのハード、つまりアルコール入りであることを意味する。ハードレモネードは米国を中心に海外で若者に人気があり、日本でもレモネード専門店が登場するなどレモネードの人気が高まってきており、同社としてこのジャンルに挑戦することにしたという。

 同社では、初のアルコールブランドとして「檸檬堂」を立ち上げたばかりという印象もあるが、6月10日に都内で開催された発表会において、マーケティング本部 アルコールカテゴリー ブランドマネジャーの東條渚氏は、檸檬堂がお酒が好きで味や中身にこだわりを持つ30~40代の大人をターゲットにしているのに対し、今回の商品は飲みやすさやリフレッシュできることを求める20~30代の若者をターゲットにしているなど、棲み分けのポイントをいくつか挙げて説明した。

日本コカ・コーラ マーケティング本部 アルコールカテゴリー ブランドマネジャーの東條渚氏

 ターゲットとする世代の人たちに身近に感じてもらえるように、ブランドやフレーバーには綿密な世界観とストーリーの設定が行なわれている。

 ノメルズは、3人の若者が立ち上げたスタートアップ・ブランドという設定で、3人がそれぞれフレーバーを提案。定番のレモネードらしい甘酸っぱさを表現した「ノメルズ ハードレモネード オリジナル」、ちょっとすっぱい「ノメルズ ハードレモネード サワー!サワー!サワー!」、ほろ苦さを感じられる「ノメルズ ハードレモネード ビターサワー」の3商品がラインアップされる。

ノメルズ ハードレモネード オリジナル
ノメルズ ハードレモネード サワー!サワー!サワー!
ノメルズ ハードレモネード ビターサワー

 ミキサーを使ってレモンを皮ごと味わう「ブレンダーレモネード」をモチーフに、ジンに用いられるスパイス「ジュニパーベリー」のエキスでアルコールに洋風の風味付けを行ない、さらに「オリジナル」にはピンググレープフルーツ果汁、「サワー!サワー!サワー!」には柚子フレーバー、「ビターサワー」にはトニックフレーバーをミックスすることで、3人それぞれのこだわりを表現している。これが、それぞれの気分にあわせて「NOMEL(飲める)」ように作った楽しく酔える大人の「LEMON-ade」というコンセプトにつながっていく。

 さらに、パッケージデザインでも若者を意識。スマートフォンでセルフィー撮影する際、鏡のように左右を反転させるモードで撮影すると、英文表記「NOMEL's」が「LEMON」と読めるようなロゴになっている。

 6月14日18時には、こうした世界観をハードレモネード専門店「ノメルズ ハードレモネード」の公式サイトやSNSが立ち上がる予定で、3商品をフードトラックの特別梱包入りでプレゼントするTwitterキャンペーンも実施される。

 内容量は350mlで、価格は150円(税別)。沖縄県を除く全国で販売される。