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サントリー、ボジョレーヌーヴォー解禁にあわせて「オンラインボジョパ」開催

2021年11月18日 解禁

ジョルジュ デュブッフ ボジョレーヌーヴォー 2021

 サントリーワインインターナショナルは、11月18日のボジョレーヌーヴォーの解禁にあわせ、「ジョルジュ デュブッフ」のボジョレーヌーヴォーに関するオンラインセミナーを開催した。

 ボジョレーヌーヴォーは、ボジョレー地区で収穫されたぶどう(ガメ種)で作られるワインの新酒。毎年11月の第3木曜日が解禁日に設定されている。

 ジョルジュ デュブッフは、ボジョレーヌーヴォーを世界に広めたとされる故ジョルジュ デュブッフ氏が創設したブランドで、日本ではサントリーが各種商品を取り扱っている。

 今回のオンラインセミナーには、ジョルジュ デュブッフ氏の孫で、ジョルジュ デュブッフ社 取締役のアドリアン デュブッフ・ラコンブ氏も参加し、今年のボジョレーヌーヴォーの特徴について解説した。

ジョルジュ デュブッフ社 取締役のアドリアン デュブッフ・ラコンブ氏

 同氏によれば、春先に霜や雹による被害もあり心配されたが、つぼみが減った分、例年にも増して手をかけて丁寧に育て上げられた結果、糖分と酸味のバランスがとれた質のいいぶどうが収穫できたという。

 同氏は今年の自社のボジョレーヌーヴォーについて、「採れたてのいちごやチェリーに、そのままかじりついたような味わい」と表現。サラミやチーズとよく合い、ブリオッシュもオススメだとしている。

 同社では、ボジョレーヌーヴォーとは別に、他の地区の白ぶどうを使った「オレンジヌーヴォー」も昨年から商品化。同氏が祖父から挑戦し続けるように言われ、その言葉に従って作った商品とのことで、白ぶどうを原料に赤ワインの製造手法を使って作られている。昨年とは異なるぶどうを使うなど、挑戦は続けられている。その名の通り、オレンジのような柑橘の香りや渋みが感じられ、鶏肉やスパイスが効いた料理、甘じょっぱい料理によく合うという。

オレンジヌーヴォーのほか、白やロゼもラインアップする

 サントリーでは、ボジョレーヌーヴォーの解禁にあわせ、11月18日~20日の3夜連続で「オンラインボジョパ」と称したライブ配信をYouTube上で実施する。初日には南海キャンディーズの山里亮太とオズワルドの2人が出演する予定。バーチャル社員の「山鳥水生」(やまとりみずき)もInstagramなどのSNSにボジョレーヌーヴォーにちなんだ動画を掲載して解禁を盛り上げている。

オンラインボジョパ