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ローソン、店内厨房を活用した「ゴーストレストラン」実証実験。Uber Eatsなどで注文

「NY飯!チキンオーバーライス飯田橋三丁目店」

2022年1月27日 開始

ローソンの店内厨房イメージ

 ローソンは、デリバリー専用として新たに開発した商品を、店内の厨房で調理して届ける「ゴーストレストラン」の実証実験を東京都内の1店舗で開始した。

 商品は店舗で販売する商品とは別に、デリバリーで人気の高いメニューを参考に開発しているという。また、朝食やランチ需要に合わせて調理を行なっている、店内厨房の空き時間活用にもつながるという。

 なお、ローソンは現在、2500店舗以上でデリバリーサービスを行なっており、店内厨房は全国に約8000店ある。

 実証実験の店舗は「ローソン飯田橋三丁目店」で、アプリ上に表示される屋号は「NY飯!チキンオーバーライス飯田橋三丁目店」。メニューは、スパイスで味付けしたチキンと野菜をご飯の上にのせた、フードデリバリーで人気の商品「NY飯!スタンダード」(1290円)で行なった。

 ユーザーがUber Eatsなどのデリバリーアプリから注文すると、店舗では注文を受けた後に調理を行なうため、できたての商品を提供可能。また、アプリ上の店舗名表記は「ローソン」ではなく、ユーザーが好みの商品を選びやすいように商品に合わせた別の店舗名(屋号)となっている。

「ローソン飯田橋三丁目店」(実験店舗)

所在地: 東京都千代田区飯田橋3丁目6-5
アプリに表示される店舗名(屋号): 「NY飯!チキンオーバーライス飯田橋三丁目店」
注文受付時間: 10時~21時30分
メニュー例: 「NY飯!スタンダード」(1290円)※配送料別

「NY飯!チキンオーバーライス飯田橋三丁目店」
「NY飯!スタンダード」(1290円)※配送料別

 今後は、外食チェーン店のメニューなども取り入れながら、数ある店舗(屋号)の中から中華屋+カレー屋などをそれぞれ組み合わせる事で、エリアや個店ごとのニーズにあわせた販売や飲食店が少ない地域のレストラン代わりにもなるデリバリーを目指していくとのこと。

 さらに、デリバリー専用商品のラインナップを順次拡大しながら2023年2月末に関東圏100店舗、2025年度に全国1000店舗への導入を視野に進めていくとの展望を示した。