「キリン一番搾り 糖質ゼロ」、おいしさを追求してリニューアル

キリン一番搾り 糖質ゼロ

　キリンビールは、「キリン一番搾り 糖質ゼロ」のリニューアルを発表した。7月製造品より順次新商品に切り替えられる。

　同社では、2020年に機能系ビールの先駆けとして本格的なビールでありながら糖質ゼロという同商品を発売。2022年5月末時点で累計3億本を売り上げてきた一方で、一部の消費者から本家の「一番搾り」と飲みごたえや風味の点で劣るという声もあり、いかに同ブランドとしてのおいしさを実現するかを課題にしていた。

　今回のリニューアルでは、麦汁ろ過工程において最初に流れ出る一番搾り麦汁を使う「一番搾り製法」を使いながら、新たな「糖質カット製法」を組み合わせ、さらに麦芽を増量したり、ホップの配合を見直したりするとともに、アルコール度数を4％から5％に引き上げることで、飲みごたえの強化とビールとしてのおいしさを実現したという。