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NTTタウンページ、人口10万人あたりの「餃子・しゅうまい店」登録件数を都道府県ランキングで発表!

2022年8月22日 発表

NTTタウンページ「人口10万人あたりの『餃子・しゅうまい店』登録件数による都道府県ランキングの推移(2020年~2022年)

 NTTタウンページは、「2022年ナンバーワン餃子県はどこ?餃子・しゅうまい店都道府県別登録件数ランキング」を発表した。

 同社は約600万件(2022年3月時点)の事業所・店舗情報を約1900の業種ごとに分類したタウンページデータベース(職業別電話帳データ)を活用し、国産カーナビや110番の通信指令台への導入、さまざまなマーケティング情報としての提供を行なっている。

 今回は全国の餃子・しゅうまい店の登録件数の推移から、2022年の10万人あたりの登録店舗数から見るランキング情報などを公開した。

 2020年、2021年に続き2022年の人口10万人あたりの餃子・しゅうまい店の登録件数トップ3は栃木県・静岡県・宮崎県となった。栃木県は宇都宮市、静岡県は浜松市、宮崎県は宮崎市が全国的に餃子の街として有名で、消費量も常に全国トップの常連になっている。

餃子・しゅうまい店登録件数の推移(2013年~2022年)

 ただし、2013年から2021年までの餃子・しゅうまい店登録件数の推移としては、2013年の計測開始から毎年登録店舗数が減少。アベノミクスで日本の景気が上昇傾向にあるにも関わらず減少していた理由を、同社は競合の激化による顧客の分散にあるとみている。

 餃子は全国に広がる国民食として安定的に消費されているが、その時々に流行するファストフードなどに顧客の消費が取られることで淘汰されたり、店主の高齢化や設備の老朽化などで閉店したりといったことがあるうえに、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて件数減少に拍車がかかり、平均28.3店舗の減少ペースだったものが、2020年は44店舗の減少、2021年は49店舗の減少となった。しかし、2022年は33店舗の減少と、この数年と比べると減少幅は小さくなったような見受けられる。