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楽天イーグルス、国内スタジアムで初導入されたUber Eatsで観戦中に注文してみた
2022年8月26日 19:00
- 2022年8月23日 開始
Uber Eatsと東北楽天ゴールデンイーグルス(楽天野球団)は、楽天生命パーク宮城(宮城県仙台市)において、8月23日から注文受付サービスを開始している。
スタジアムの内周・外周にある40店以上の飲食店に、列に並ぶことなくスマホからオーダーでき、ピックアップ窓口からスマートに受け取れるのが特徴だ。8月24日に開催された福岡ソフトバンクホークス戦でサービスを使ってみたのでレポートする。
筆者は楽天生命パーク宮城で試合を観戦するのは初めて。MLBのエンターテインメントを盛り込んだスタジアム「ボールパーク」構想をお手本に、観覧車やメリーゴーランドなどのアミューズメント施設、スタンドのすぐ近くにある宿泊施設など、野球以外でも楽しめる設備が多くあるのに驚いた。スタジアム観戦の楽しみの一つである飲食店も40店以上と非常に豊富で、店先を見ているだけでも楽しくなってくる。
楽天生命パーク宮城では2019年のシーズンから完全キャッシュレス化を実施。楽天ペイや楽天Edy、クレジットカード、楽天ポイントなどを使うことで決済が可能になっている。今回、Uber Eatsを導入した背景には「そのキャッシュレス決済の機会を増やすことと、結果的に新型コロナ対策にもつながるということが大きい」のと「どうしても応援チームの攻撃のあとに注文が集中してしまうので、並んでいる間に決定的瞬間を逃してしまうのを解消できれば」と楽天野球団の広報である岡村優希さんは説明してくれた。
実際にUber Eatsからいくつかオーダーしてみたところ、とても簡単に購入することができた。アプリを立ち上げると位置情報を読み取って、自動的に専用の画面が表示される。画面の「Sections」をタップすると「1塁側」「3塁側場内」「3塁側外周」「バックネット裏」といったようにエリアが表示されるので、自席から近い場所、もしくはお目当ての店があるエリアを選択する。
注文できるお店がリストアップされるので選び、表示されたメニューリストから欲しい商品を選んでカートに追加。そのあとは会計に進むという流れだ。会計の最後には「注文を受け取るためには、販売店まで徒歩で移動する必要があります。」と表示されるので、「わかりました」をタップすればOK。用意ができるとプッシュ通知されるので、店舗の「Uber Eats ピックアップ」の掲示場所に行き、注文番号をスタッフに提示して商品を受け取る。
注意したいのは、お店の全メニューを提供しているわけではないということ。例えば、かき氷などは注文した客が到着するまでに溶けてしまう恐れがあるからだ。それと、自分の席をちゃんと確認しておかないと、筆者のように逆のエリアの店で注文してしまい、受け取りに行くのに時間がかかってしまうといった点も頭にいれておきたい。そういった留意点はあれども、列に並ばずに済むのはかなりのメリットだと感じた。なお、楽天ペイで支払うと楽天ポイント1%が付与されるので、利用ユーザーは決済方法を変更しておくとお得だ。
そのほかキャンペーンとして、スタジアム内でUber Eatsを利用した人から抽選で「楽天イーグルス×Uber EatsオリジナルTシャツ」をプレゼントする。抽選会の実施期間は、9月3日、4日の北海道日本ハムファイターズ戦で、スタジアム正面広場Uber Eatsブースで行なう(各日Tシャツがなくなり次第終了)。この機会にアプリ注文の便利さを実感されてみてはいかがだろうか。