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サッポロ、紙使用量を削減した6缶パック資材を「サッポロ生ビール黒ラベル」でテスト販売

2023年2月7日/3月7日 発売

左:従来品 中央「改良型6缶パック」 右:「エコハット」

 サッポロビールは、紙の使用量を削減した6缶パック資材「改良型6缶パック」と「エコハット」を使用した「サッポロ生ビール黒ラベルエコパック」をスーパーマーケット「ライフ」にてテスト販売を行なう。

 2月7日に発売する改良型6缶パックは、缶蓋をロックさせる技術を採用しホールド性を付与することで、安全性も維持しながら通常の350mLの6缶パック資材と比較し、天面と側面の幅を短縮し、紙の使用慮を約19.6%削減。ビール類の6缶パック資材全てに採用すると想定した場合、年間で約990tの紙の使用量が削減でき、CO2排出量は600tの削減に繋がることが見込まれる。

 3月7日に発売するエコハットは、缶上部でのホールドを可能にしたことで、従来品と比較して紙の使用量を約68%削減した資材。シンプルなパッケージの形状で、缶胴のデザインを活かす包装になる。ビール類の6缶パック資材全てに採用すると想定した場合、年間で約3450tの紙の使用量の削減、CO2排出量は1450tの削減に繋がることが見込まれる。

 サッポロビールは今回のテスト販売で購入意向や安全性、使用感や取り扱い性を検証し改良を進めながら今後同資材の本格採用を目指すとしている。