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プレナス、Hotto Mottoとやよい軒の合同発表会で新商品を披露
2023年10月3日 13:32
- 2023年10月3日 取材
プレナスは10月3日、Hotto Motto(ほっともっと)とやよい軒の合同新商品発表会を開催した。
専務執行役員 マーケティング商品開発グループ管掌の廣藤明氏は、Hotto Mottoの新商品について、「煮込み商品が売れる時期になってきた。(2商品の)メインのとんかつは自社工場で製造することで高品質、低価格を実現している」と説明。
やよい軒の新商品については、「事前の試験販売で、味、見た目、ボリュームでトップクラスの実績を持つ新商品。20~30代女性から高い支持を得た」と紹介。今回のメニューは、海外の51店舗でも同時発売となり、今後も世界同時発売に取り組んでいくとしている。
Hotto Mottoでは、「しみうま濃厚 味噌かつ煮弁当」「とんかつ・エビフライ・牛肉の たまごたっぷりミックスとじ弁当」を10月4日に発売する。
「しみうま濃厚 味噌かつ煮弁当」は、赤みその風味とコクが楽しめる特製濃厚味噌だれでとんかつを煮込んだメニュー。味噌に鰹、昆布だし、豆板醤、オイスターソースなどを加えた味噌だれを使用し、しっかりと煮込んで染み込ませることで、濃厚な味噌の味わいが広がる。付け合わせには揚げなす、目玉焼き、小松菜の和え物が付いている。価格は650円。
商品開発部 部長の山崎寛之氏によれば、赤味噌ベースの味噌だれについては、隠し味としてオイスターソースやりんご果汁を加えることで、ご飯にあうように設計したという。「食べた瞬間に肉の味と味噌の風味が口いっぱいに広がる」としている。
「とんかつ・エビフライ・牛肉の たまごたっぷりミックスとじ弁当」は、とんかつ、エビフライ、牛肉の3種の具材をだしが効いた甘めの醤油だれで煮込み、卵でとじたメニュー。1食ぶんで2個の卵を使用しているという。価格は690円。
山崎氏によると、醤油だしについては東日本と西日本で異なる仕様のものを用意。東日本では昆布と鰹をベースにやや醤油を強めに感じられる仕様にする一方、西日本では鰹だしをベースに少し甘さを加えた醤油を使うことで、地域の嗜好に合わせているとのことだ。
なお、10月24日~30日には、のり弁シリーズのディスカウントキャンペーンも実施される。期間中は、「のり弁当」が30円引きの360円、「特のりタル弁当」が60円引きの440円、「全部のせのり弁当」が60円引きの500円、「BIGのり弁当」が90円引きの550円となる。
やよい軒では、「鶏まぶし定食」が10月3日に発売となる。
同メニューは、同店の“こだわり特撰シリーズ”の第2弾として提供されるもの。鶏肉には徳島県産の地鶏“阿波尾鶏”が使用されており、タレの粘度や調理方法を工夫することで、香ばしく仕上げられている。薬味は柚子胡椒をメインに、青柚子果皮、青唐辛子、食塩を使い、風味豊かに仕上げている。
同社では、無料のだしサービスを活用することで、ひつまぶしのように食べ進めることを提案。(1)まずはそのまま、(2)次に追いだれ、(3)薬味(柚子胡椒)でピリリと、(4)卵黄でまろやかに、(5)最後はだしでお茶漬けに、という食べ方がオススメだとしている。
価格は890円で、肉を増量した「【お肉2倍】鶏まぶし定食」も1290円で提供される。