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ナチュラルローソン、プラントベースで作った「生姜焼き風弁当」

2024年4月17日 発表

生姜焼き風弁当

 ナチュラルローソンは、プラントベースフードの採用を強化し、「生姜焼き風弁当」などの5商品を4月23日から順次発売する。

 ナチュラルローソンでは、美と健康にフォーカスした商品展開を先行して行ない、人気となった商品をローソン本体にも展開するという役割を担っている。これまでも健康やSDGsに配慮したさまざまな商品を展開しており、直近では2023年10月には2foodsと共同開発したオムライスやベイクドドーナツなどを発売。11月には人気商品のロールケーキのプラントベース化にも取り組んでいる。

 今後もプラントベースフードの市場拡大が見込まれるなか、同社では、主要原材料を動物性から植物性に置き換えた食品全般をプラントベースと定義し、ラインアップを拡大していく方針だ。

 今回登場した「生姜焼き風弁当」は、肉料理は食べたいが、カロリーや脂質が気になり、控えているという潜在ニーズに対応した商品で、大豆ミートを使って生姜焼きを表現。副菜でもニンジンと白インゲンを使って卵の風味を再現し、小松菜と和えたものを使うなど、彩りやバランスにも配慮している。599円で4月23日に発売となる。

 担当者によれば、商品開発にあたっては、乾燥した状態の大豆ミートの戻し方に苦労したとのことで、戻した後に下味をつけて炒めることでほどよい食感が実現できたという。

 肉料理では、生姜焼き以外でも人気が高い焼肉については、実際に試してみたが、なかなか良い状態に仕上がらなかったとのことで、そこは今後の課題とのこと。ただし、焼肉や唐揚げなど、さまざまなものにプラントベースでチャレンジしていきたいとしている。

 それ以外にも、豆乳やさとうきび由来の砂糖を使用した「ナチュラルティラミス」(235円)、ドレッシングにコンソメやマヨネーズといった動物由来ではなく、キウイを使った「キウイドレッシングのALL GREEN SALAD」(581円)、高野豆腐を用いた「たんぱく質が摂れるブッダボウルサラダ」(626円)、ココナッツオイルでチーズを表現した「玄米焼おにぎり(ココナッツオイルチーズ)」(160円)といった商品が順次発売される。

ナチュラルティラミス
キウイドレッシングのALL GREEN SALAD
たんぱく質が摂れるブッダボウルサラダ
玄米焼おにぎり(ココナッツオイルチーズ)