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モスのドリンクスタンド「Stand by Mos」東武東上線池袋駅にオープン。「モスの生野菜」を使ったスムージーなど

2024年8月9日9時 オープン

Stand by Mos(スタンドバイモス)東武池袋駅店

 モスバーガーを展開するモスフードサービスは、東武東上線池袋駅改札内に新業態のドリンクスタンド「Stand by Mos(スタンドバイモス)」を8月9日にオープンする。

「Stand by Mos」ではこれまで同社が築いてきた野菜の調達ルートや産地との協力体制を活かしながら、モスバーガー店舗と同じ「モスの生野菜」を使用したスムージーやジュースなど全9種を販売する。

 昨今の健康志向の高まりに合わせ、生野菜や果実をそのまま使ったメニューをメインにしており、「しっかりトマトなモストマトジュース」では成人が1日に必要な野菜摂取量の約半分を摂取できる。

モスフードサービス「Stand by Mos(スタンドバイモス)東武池袋駅店」

オープン日時: 2024年8月9日9時
営業時間: 9時~21時
所在地: 東武東上線 池袋駅構内(中央1改札内)※利用には別途入場券が必要
メニュー:
・「しっかりトマトなモストマトジュース」(180mL 420円)
・「ちょっぴりフルーティーなモストマトスムージー」(180mL 500円)
・「しっかりベジーなモスグリーンスムージー」(180mL 500円)
・「きゅんと甘ずっぱいモスベリーベリーベリースムージー」(180mL 500円)
・「さっぱりリフレッシュ!モスレモネード」(210mL 420円)
・「ほっこりスパイシーなモスジンジャーラテ」(210mL 420円)
・「こっくりスイートなモスバナナミルクスムージー」(180mL 500円)
・「まぜるシェイク 新生獺祭<ノンアルコール>」(210mL 480円)
・「モスシェイク バニラ」(210mL 340円)

 8月8日のオープニングイベントでは、執行役員社長室長の金田泰明氏が登壇しその戦略を語った。ドリンクスタンドは小規模な厨房で客席を設ける必要もないため、駅構内などの超狭小物件への出店が可能。

 コロナ禍の外出制限が解除され人流が戻りつつあるなかで1日あたりの乗降客数40万人の東武東上線池袋駅構内にオープンすることで、さらなる出店に向けて検証を進めていくという。

株式会社モスフードサービス 執行役員 社長室長 金田泰明氏

 また、同社が独自に構築した国産生野菜のサプライチェーンを活用し、傷が入るなどでそのままでは出荷できない規格外の野菜などを使ってスムージーやジュースにしている。特に最近は天候が不安定でなかなかよい状態で出荷できない野菜の量が増えており、今回はそういった規格外品を活用することで廃棄を減らし、フードロスの解消へつなげる狙いもある。

 モスフードサービスでは全国117産地2379軒の契約農家に加えモスファーム7社を運営していることが強みで、Stand by Mosでは「いつでも自然を、あなたのそばに」をコンセプトに、健康と美味しさを両立し、手軽に野菜をとれる素材のよさを活かした美味しいメニューを提供していくという。

 続けて商品開発部の上村優氏が登壇し、各商品についての説明を行なった。

株式会社モスフードサービス 商品開発部 上村優氏

「しっかりトマトなモストマトジュース」は、モスのトマトとパタゴニアソルトで作ったトマトの味をそのまま楽しめるジュース。「ちょっぴりフルーティーなモストマトスムージー」ではトマトピューレに青森県産りんご果汁も合わせており、飲みやすい味わいに仕上がっている。

「しっかりトマトなモストマトジュース」(180mL 420円)
「ちょっぴりフルーティーなモストマトスムージー」(180mL 500円)

「しっかりベジーなモスグリーンスムージー」はえぐみの少ないサラダほうれん草を使ったグリーンスムージーで、生産野菜はすべて「モスの生野菜」を使用しパイナップルを加えて飲みやすく仕上げている。

「きゅんと甘ずっぱいモスベリーベリーベリースムージー」は、ストロベリー/ブルーベリー/ラズベリーを使ったスムージーで、福岡県産「あまおう」と栃木県産「スカイベリー」をソースに使用し飲みやすい甘酸っぱさになっている。

「しっかりベジーなモスグリーンスムージー」(180mL 500円)
「きゅんと甘ずっぱいモスベリーベリーベリースムージー」(180mL 500円)

「さっぱりリフレッシュ!モスレモネード」は、皮まで食べられる「せとだエコレモン」を19.6%使用した鮮烈な香りのレモネードで、レモンスライスがそのまま入っている。

「ほっこりスパイシーなモスジンジャーラテ」は、シロップに高知県産の生姜と国産の加工黒糖を使用し、ミルクでまろやかに仕上げたジンジャーラテで、本来は廃棄されてしまう「親生姜」を使用したピリッとした辛みが特徴となっている。

「さっぱりリフレッシュ!モスレモネード」(210mL 420円)
「ほっこりスパイシーなモスジンジャーラテ」(210mL 420円)

「こっくりスイートなモスバナナミルクスムージー」は、皮の黒みが強いなどの理由で廃棄されてしまう規格外バナナを主に使用したバナナミルクスムージー。素材の味を活かすため牛乳のみを合わせており濃厚なバナナの甘味が楽しめる。

「まぜるシェイク 新生獺祭<ノンアルコール>」は、旭酒造株式會社製造の純米大吟醸「新生獺祭」の米麹甘酒「新生甘酒」を使用したノンアルコールシェイクで、7月17日にモスバーガーで発売し2週間で20万杯を販売した人気商品。

「モスシェイク バニラ」はモスバーガーで販売している飽きの来ない味わいに仕上げたバニラシェイクで、Stand by Mosでも販売する。

「こっくりスイートなモスバナナミルクスムージー」(180mL 500円)
「まぜるシェイク 新生獺祭<ノンアルコール>」(210mL 480円)

 記者も試飲してみたが、「ちょっぴりフルーティーなモストマトスムージー」は生の野菜がしっかり感じられるヘルシーな味わい。「ちょっぴりフルーティーなモストマトスムージー」はりんご果汁による自然な甘さが加わっており、子供にも受けがよさそうだった。

 見た目的にもレモンの輪切りがインパクトがある「さっぱりリフレッシュ!モスレモネード」は酸味は控えめながらしっかりとした甘さがあり清涼感のある一杯。「こっくりスイートなモスバナナミルクスムージー」は濃厚クリーミーでバナナの甘味がしっかり出ており、スイーツとしても人気が出そうな仕上がりだ。

 がっつり野菜感のあるメニューから甘くてクリーミーで飲みやすいスムージーまでそろっており、老若男女に幅広く受け入れられそうなメニューになっている印象だった。