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マクドナルド「ハッピーえほん大賞」開催。ノンスタ石田さんがスペシャルサポーターに

グランプリ受賞作品は「ほんのハッピーセット」として発売予定

2024年11月30日~2025年1月15日 応募受付

「ハッピーえほん大賞」スペシャルサポーターのNON STYLE 石田明さん

 日本マクドナルドは小学館との協力のもと、えほんコンクール「ハッピーえほん大賞」を開催する。

 未来のえほん作家を募集するオリジナルえほんのコンクールで、一般部門と子ども部門を用意。11月30日~2025年1月15日の募集期間中に応募し、一般部門でグランプリを受賞した作品は「ほんのハッピーセット」のえほんとして全国のマクドナルド店舗で2026年冬に発売予定。

マクドナルド×小学館のえほんのコンクール「ハッピーえほん大賞」

特設サイト: ハッピーえほん大賞
応募テーマ: 自由
応募期間: 2024年11月30日~2025年1月15日
部門: 一般部門、子ども部門(中学生以下)

「ハッピーえほん大賞」募集概要

 スペシャルサポーターには、お笑い芸人のNON STYLE 石田明さんが就任。審査員にえほん作家の鈴木のりたけ氏と・ザ・キャビンカンパニー(阿部健太朗氏、吉岡紗希氏)が選ばれ、本コンクールが、えほん作りをワクワクと楽しむ大人や子どもを励まし、一人ひとりの創造力を豊かにする機会となることを願っているとしている。

スペシャルサポーターのお笑い芸人 NON STYLE 石田明さん
審査員のえほん作家 鈴木のりたけ氏
審査員のザ・キャビンカンパニー(阿部健太朗氏、吉岡紗希氏)

ノンスタ石田さんが語るえほん作りのコツ「自分が楽しむこと。失敗しても描きなおせばいい」

お笑い芸人 NON STYLE 石田明さん

 10月9日に開かれた「ハッピーえほん大賞」のPR発表会にNON STYLE 石田明さんが登壇。自身もえほんを制作した経験があり、子ども3人のパパとしてえほんの読み聞かせや子育てをしている立場から、えほん作りのコツなどについて語った。

 石田さんはクラウドファンディングでえほん「びんぼうがみの子」を製作。きっかけは子どもができてから、おとぎ話を読むことが増え、読んでいると今までは気にしなかった、過激で暴力的な表現が気になるようになり、それが嫌で「おとぎ話を今風にリニューアルさせたい」と思ったからだという。

 石田さんは子どものころ、貧しい家庭で育ったそうで、人やキャラクターの絵を描いて洋服ダンスの一番下の段に入れ、その中に広がる世界を想像して楽しんでいたという。その経験が舞台や漫才のに活かされていると述べ、自身の子どもを育てていても、身近なものに魂を宿し想像力を湧かせ、描くことの経験をとおして将来に活かしてほしいと語った。

NON STYLE 石田明さんがえほんを作ってみた

 また、スペシャル企画として石田さんが「ハッピーえほん大賞」のためにえほんを製作。「やどかりさんのだいへんしん」とのタイトルで、人と比べてしまう機会が多いなかで「今の自分の居心地のよさを大切にしてほしい、自分らしく生きることもせいかいなんだよ」とのあたたかいメッセージが込められている。

石田さん作のえほん「やどかりさんのだいへんしん」
「今の自分の居心地のよさを大切にしてほしい」とのメッセージが込められている

 えほん作りのコツについて「自分が楽しむこと。失敗しても描きなおせばいい。失敗したからこそ、よくなることもある。唯一コツを言うとすれば、誰かを楽しませたい気持ち」と教えてくれた。

「ほんのハッピーセット」発売から6年。累計6000万冊のえほんや図鑑を販売

日本マクドナルド株式会社 マーケティング本部 ナショナルマーケティング部 部 西脇大樹氏

 日本マクドナルド マーケティング本部 ナショナルマーケティング部 部長の西脇大樹氏は「ハッピーセット」は1987年に「お子さまセット」として発売してから37年経ち、「ハッピーセット」になったのは1995年と説明。

 過去6年間で1000種類以上のおもちゃを提供し、年間販売個数は約1億個を誇る。「日本最大のおもちゃメーカーと言っていいほどの影響力を持っており、責任を持って開発している」と語った。

発売37年を迎える「ハッピーセット」。今では年間約1億個を販売している

「ほんのハッピーセット」は2018年から発売し、のべ84冊を展開し年間1000万冊を超える見込みまで成長。累計6000万冊のえほんや図鑑を販売してきた。

 おもちゃ同様、子ども向けの本屋さんとしても大きな存在になっており「手軽に持っていけるサイズで親子のいい時間をつくるのに役立っている」と自身も父親で子育て中の立場からコメントした。

初登場から6年を迎えた「ほんのハッピーセット」は累計6000万冊を達成

まだ見ぬえほん作家を見つけ出したい、子どもたちがより気軽に本にきっかけとなる魅力的なえほんを発掘したい

株式会社小学館 第二児童学習局 児童創作編集長 村松茂氏

 小学館 第二児童学習局 児童創作編集長の村松茂氏は、えほんコンクール「ハッピーえほん大賞」開催について「まだ見ぬえほん作家を見つけ出したい、子どもたちがより気軽に本にきっかけとなる魅力的なえほんを発掘したい」との想いを語った。

 また同コンクールのスゴイポイントが3つあると述べ、1つ目は誰でもテーマ自由で応募できること、2つ目は一般部門のグランプリ受賞者の作品が「ほんのハッピーセット」として全国のマクドナルドで展開されること、3つ目は人気えほん作家が審査員を務めることを挙げた。

「皆さまのたくさんの作品、才能に出会えることを期待しています! まずは難しいことを考えず、描きたいと思えるものを紙にぶつけて描き上げてほしい」とメッセージを送った。

えほんコンクール「ハッピーえほん大賞」の3つのスゴイポイント

 このほか、「ほんのハッピーセット」初となるマンガを2024年冬に発売予定。人気シリーズとのコラボ作品とのこと。

 また、アニメーション映画とのタイアップを強化し、2024年冬に映画化が決定している人気シリーズのオリジナルストーリーのえほんを映画公開と同時期に発売する。いずれも詳細は後日発表予定。

「ハッピーえほん大賞」開催
左から順に日本マクドナルド株式会社 マーケティング本部 ナショナルマーケティング部 部 西脇大樹氏、NON STYLE 石田明さん、株式会社小学館 第二児童学習局 児童創作編集長 村松茂氏
「ほんのハッピーセット」の取り組みを強化していく