ニュース

シャトー・メルシャンの摘房ブドウを利用したクラフトビール「Far Yeast Grapevine 2024」

2024年10月22日 発売

Far Yeast Brewing「Far Yeast Grapevine 2024」

 メルシャンの日本ワイン「シャトー・メルシャン」のブドウを栽培するメルシャンヴィティコール勝沼とFar Yeast Brewingは、両社がコラボしたクラフトビール「Far Yeast Grapevine 2024(ファーイースト グレープバイン2024)」を発売する。

 350mL缶と15L樽をラインアップし、アルコール度数は6%。10月22日にFar Yeast Brewing公式Web Storeで数量限定発売、10月23日に全国のビアバー、飲食店、量販店で発売する。

「Far Yeast Grapevine」は、県産の生産物を使ったビール造りをとおして地域の産業の活性化をはかりたいという思いから行なっている「Brewed with YAMANASHI」により誕生した商品。「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」は、摘房した赤ワイン品種「シラー」「マスカット・ベーリーA」を提供することで、農産物アップサイクルの取り組みを行なうという。

「Far Yeast Grapevine 2024」は、「シラー」の黒胡椒のようなニュアンスと、スパイシーな香りが楽しめる。発酵中のワインにぶどうの果皮を漬け込む「マセレーション」という赤ワインの製造手法に着目し、発酵中のビールに「シラー」「マスカット・ベーリーA」の果皮を浸漬しているため、ぶどうの風味を最大限抽出している。

 また、ブレタノマイセス酵母を少量添加して発酵させることで、チェリーやプラムのニュアンスの香りをプラスし、セゾンならではのすっきりした飲み口ながら、スパイシーでフルーティな香りが楽しめるという。