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デニーズ、飯田商店監修の新作担々麺が5月21日と7月9日に登場
2025年5月7日 14:12
デニーズ(セブン&アイ・フードシステムズ)は、人気ラーメン店「飯田商店」店主の飯田将太氏が監修した担々麺の新作を5月21日に発売する。8月下旬までの期間限定で提供される。
同社では、2024年6月~7月にかけて飯田氏が監修した「冷やし豆乳担々麺~香るスパイス」を販売。商品部 副部長の福岡勘平氏によれば、35日間で18万食を販売するヒット商品となったことから、今年も飯田氏に監修を依頼したという。
今回登場する「オリエンタル冷やし豆乳担々麺~The answer to Asian noodle~」は、前回の豆乳のコクや黒酢の酸味が効いたスープのレシピはそのままに、あわせるトッピングをブラッシュアップ。
飯田氏によれば、「一番の思い入れは白玉の揚げ団子」とのことで、デニーズ側の開発メンバーが出した白玉の揚げ団子というアイデアに、同氏がエビの風味を加えることを提案し、さまざまな手法を検討しながら仕上げていったという。
さらに、前回は桜エビを振りかける形だったが、今回は大きなエビのフリットをトッピング。素揚げして油淋鶏のソースを絡めることで、アジアンな風味を演出している。
このほか、さまざまなスパイスやナッツがトッピングされており、好みでパクチーを加えたり、レモンを絞ったりして楽しめるようになっている。
価格は単品が1496円となっており、ミニごはんまたはパオズ付きが1661円、飯田店主おすすめセット(エスニック唐揚げ 超ライム+ミニごはんまたはパオズ)が2321円で提供される。ミニごはんとパオズについては各165円、「エスニック唐揚げ 超ライム」については660円でそれぞれ単品でも提供される。
また、7月9日には温かいメニューとして「担々麺Neo 分離の魔力~際立つスパイス」の販売もスタートする。こちらも8月下旬までの期間限定での販売となる。
同メニューは、ファミリーレストランの厨房という制約のなかでおいしさに妥協することなく開発した一杯の中にストーリー展開を持たせた自信作で、飯田氏は「よくぞOKするなと思った」と振り返る。
飯田氏曰く、「一般的な担々麺はスープにゴマを溶かし込んで醤油や酸味をつけたりして構成していくが、(この商品で)重要なのは最初から混ざっていないこと」とのことで、奥にゴマダレ、手前にラー油やスパイスが分離して配置されており、手前のラー油側から食べすすめて行くことで徐々にゴマが溶け込み、最後に担々麺らしいマイルドな味わいが完成する。
中央にはレッドカレーで味付けされた大きなチキンをトッピング。こちらの一杯もさまざまなスパイスが組み合わせられており、飯田氏が「食べたことがないような味」と表現する豊かな表情を見せてくれる。
こちらも価格は単品が1496円となっており、ミニごはんまたはパオズ付きが1661円、飯田店主おすすめセット(わたしだけの中華まん~free style+ミニごはんまたはパオズ)が2321円で提供される。「わたしだけの中華まん~free style」については単品でも660円で提供される。
福岡氏によれば、今回はトータルで50万食を目標にしているとのことだ。