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マクドナルドの“ご当地てりやき”を食べてきた
2025年5月15日 13:33
- 2025年5月21日 発売
日本マクドナルドは、人気の「てりやきマックバーガー」「てりやきチキンフィレオ」をベースにした“ご当地てりやき”味の新商品を5月21日に発売する。一足早く新商品を試食する機会があったので、各商品の特徴をお伝えしたい。
バーガーとしては、「北海道4種のチーズてりやき」「瀬戸内レモンペッパーたまごてりやき」「博多明太ポテトてりやきチキン」が登場。いずれも単品480円~、バリューセット780円~で6月中旬頃まで販売される。
マーケティング本部 ナショナルマーケティング部 統括マネージャーの西澤隆氏によれば、1989年に日本マクドナルドとして初めてローカルレギュラーメニューとして発売したのが「てりやきマックバーガー」で、2005年には「てりやきチキンフィレオ」が期間限定商品として登場。2018年のレギュラー争奪オーディションを経て、「てりやきチキンフィレオ」もレギュラーメニュー化されている。
そんな“てりやき”は、「SAMURAI BURGER」(タイ、マレーシア)や「SHOGUN BURGER」(香港)といった形で海外でも人気になっているが、改めてその魅力を楽しんでほしいとして、今回の“ご当地てりやき”企画が展開されることになったという。
西澤氏は「コンセプトは、日本マクドナルドが開発したてりやきソースと日本各地の名物をかけ合わせた“ご当地てりやきJAPAN”。てりやきファンの皆さまだけでなく、子どもの頃、若い頃よく食べたなというお客さま、最近食べてないかもしれないというお客さまに日本各地の味わいをきっかけに、ぜひ召し上がっていただきたい」とアピールする。
さて、気になる味わいだが、「北海道4種のチーズてりやき」は、定番メニューの「てりやきマックバーガー」に北海道産の4種のチーズソース(チェダーチーズ、クリームチーズ、マスカルポーネ、カマンベールチーズ)と、ホワイトチェダーチーズのスライスを合わせたものとなる。
チーズの濃厚な味わいを存分に楽しみたい人に向けたバーガーとなっており、実際に食べてみると、てりやきソースの甘い風味と絶妙なバランスで融合していることが分かる。
「瀬戸内レモンペッパーたまごてりやき」では、「てりやきマックバーガー」に瀬戸内産レモン果汁を使用し、黒胡椒でアクセントをつけたレモンペッパーマヨとたまごが組み合わせられている。西澤氏によれば、ソースにピクルスを加えることで、味のバランスを調整しているとのこと。
西澤氏は「レモンとペッパーのどちらの香りも引き立てさせる味作りが難しく、何度も調整した」と振り返る。レモン由来の酸味でさっぱりと食べ進められる印象で、最初に爽やかな酸味が来て、後からてりやきソースやたまごのコクが追いかけてくる。
「博多明太ポテトてりやきチキン」は、「てりやきチキンフィレオ」に博多産の明太子を使用した明太ポテトフィリングとチェダーチーズを合わせたもの。西澤氏は「てりやきソースは結構主張があり、これに明太子を組み合わせるのが難しかった」と語る。
ピリ辛の明太子の風味とホクホクした食感のじゃがいもが食欲をかきたてるボリューミーな商品となっており、ポテトの素材感がユニークで、後味として明太子の自然な風味が楽しめるようになっている。
朝マックの時間帯には、「北海道4種のチーズてりやきマフィン」が楽しめる。「北海道4種のチーズてりやき」同様の北海道産の4種のチーズソースを使用したマフィンとなっている。こちらは単品390円~、バリューセット590円~で販売される。
バンズがイングリッシュマフィンになり、パティが朝マック仕様になっている部分を除き、基本的な材料構成としては「北海道4種のチーズてりやき」と同様のはずなのだが、こちらの方がチーズの風味をしっかりと感じられるように思える。
サイドメニューとしては「シャカシャカポテト 名古屋名物手羽先味」が提供される。黒胡椒と甘ダレを絡めた手羽先をモチーフにしており、以前にも同じ名称で提供していたが、黒胡椒の風味を強化する形にパウダーがリニューアルされている。
手羽先同様、クセになるピリ辛な風味で永遠に食べ続けられるような錯覚に陥る。ポテト購入時に40円の追加で楽しめるので、一度試していただきたい。
なお、期間中はドリンクがMサイズの約2倍となる「グランドコーク」(420円~、コカ・コーラ、コカ・コーラ ゼロ、スプライト、ファンタグレープ、ファンタメロン、Qoo白ぶどう、爽健美茶が選択可能)、ポテトがMサイズの約1.7倍になる「グランドフライ」(480円~)が登場。バリューセットであれば、いずれも100円の追加で楽しめるが、200円を追加することで、ドリンクもポテトもグランドサイズになる「グランドセット」も提供される。
西澤氏は「一人でもシェアでもいい。ご当地てりやきと一緒に心ゆくまで楽しんでいただきたい」とアピールしている。