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Uber Eats、日本上陸10周年で累計注文10億件。楽天ポイントも「使える」ように

2026年10月13日 発表
Uber Eats Japanが10周年記者発表会を開催した

 Uber Eats Japan合同会社は日本上陸から10周年を迎えたことを記念し、都内で記者発表会を開催。これまでの軌跡を振り返るとともに、楽天ポイントが注文に使えるようになることなど、今後の展開について説明した。またスペシャルゲストとして招かれた、カズレーザーさん、藤本美貴さん、TAIGAさんがUber Eatsにまつわるエピソードを披露し、10周年記念に華を添えた。

10年の振り返りと今後

 日本でサービスを開始してから2026年9月29日で丸10年が経過したUber Eats。この間、国内における累計注文数は10億件を突破したという。Uber Eats Japan代表のユリア・ブロヴキナ氏は「今日、何を食べよう?から始まったサービスが、現在では今、何が必要?というニーズに応えるまでになりました」と胸を張る。

Uber Eats Japan代表のユリア・ブロヴキナ氏

 この10年間で、サービスエリアは東京都内8区から47都道府県に拡大。加盟店は約150店舗から14万店舗に増加し、配達パートナーは約700人から約13万人まで増えた。「日本の皆さんの日常生活を支えるインフラへと進化しました」とブロヴキナ氏。ちなみに、日本に住む5人に1人がUber Eatsで食事を注文している計算になるそう。

「何を食べよう?」から「何が必要?」にサービスが拡張した
日本での10年の歩み。2019年に食から日用品へ広がり、2021年には全国展開。2026年は「お店と同じ価格」の導入や離島への展開が進んだ

 Uber Eatsの注文データからは、どんなことが読み取れるのだろうか? たとえば、最も注文された料理の1~3位は、ハンバーガー、チキンナゲット・フライドチキン、牛丼だった。ファストフードの定番メニューが並ぶ結果からは、特別な日の食事だけでなく、日常のいつもの食事で利用されている背景がうかがえる。

 中小規模の飲食店で注文された料理の1~3位は、ナン、インドカレー、麻辣湯。さらに深掘りしていくと、世の中の食のトレンドの変遷も明らかになっていく。ブロヴキナ氏は、2022年は韓国グルメ、2024年は多国籍フード、2025年からは麻辣湯がトレンド入りするようになり、2026年はヘルシーフードの注文が数多く入っていると紹介する。

注文データからUber Eatsの使われ方の変化が見えてくる

 夜22時から翌3時までに注文された人気メニューの1~3位は、ハンバーガー、牛丼、ポテト・ナゲットセットだった。このデータからは、夜も更けて「買い物に行けない」「けれど何か食べたい」といったシーンが想像される。深夜になると、人はなぜかガッツリしたもの、油っぽいものが無性に食べたくなる。

夜22時~翌3時の注文データのランキング

「世界は2020年にパンデミックを経験し、そのタイミングでUber Eatsも成長しました。それゆえ『フードデリバリーの成長も一過性のものではないか』という声も聞かれましたが、私たちは成長を続け、2023年以降は3年連続で黒字を達成しています。Uber Eatsでは今後も、何を、いつ、どこで必要とするか、に応えるサービスを進化させていきます」とブロヴキナ氏。

コロナ禍のあとも、成長が加速している

 ここで2026年の実績を報告した。Uber Eatsでは、Anything(なんでも)、Anywhere(どこでも)、Affordable(お手頃に)の3A戦略を推進しているが、今年も小売事業との提携を拡大し、エリアについては人口カバー率90%を達成。またUber One会員の配達手数料・サービス料を無料としたほか、アプリ上のメニュー価格を実店舗の価格と同じに設定する「お店と同じ価格」の取り組みも実施している。これが好評だという。

2026年の主な実績と成果

 来年(2027年)に向けては、デリバリーと配車サービスを組み合わせたマルチプラットフォームにより相乗効果を生み出していきたい考え。また楽天ペイメントとの取り組みとして、2025年12月からは楽天IDとUberアカウントを連携すると楽天ポイントが貯まるようになっていたが、2026年10月からは順次、保有する楽天ポイントをUber Eatsでの注文にも使えるようになる。ポイントで支払った場合もポイントが貯まるという。

2027年に向けた新しいビジネス戦略
楽天ポイントが「貯まる」「使える」環境の構築へ

「次の10年、食事だけでなく必要なものを必要なタイミングで手に入れられるサービスをより成長させていきます」とブロヴキナ氏。テクノロジーとネットワークを活用した店舗支援(人手不足の解消)などにも意欲を示していた。

3人のUber Eats利用法は?

 このあと、Uber Eatsを日ごろから利用しているカズレーザーさん、藤本美貴さん、Uber Eatsの配達パートナーとしても活動しているTAIGAさんが登壇してトークセッションを行なった。

Uber Eatsを愛してやまない3人がエピソードトークで盛り上がった

 藤本美貴さんは、2016年のサービス開始当初について「はじめは恐る恐る注文しました。出前なんてやっていないお店の料理だったので、本当に届くんだ、という感動がありました」と振り返る。現在は、日常的に利用中。「子どもが小さいと、食べたいもの・食べたくないものがはっきりしているんですよ。Uber Eatsなら、別々のお店の料理を取り寄せられるので本当に助かります」と藤本さん。

藤本美貴さん

 TAIGAさんは2020年3月から配達パートナーとして働いており、総配達件数は2万件を超えたという。「先月もサンミュージックのギャラよりUber Eatsのバイト代のほうが多かったんです。お笑いの仕事は不安定だけど、Uber Eatsは安定して仕事が入る。事務所の後輩のカズレーザーの家にも、これまで3回も料理を届けています」とTAIGAさん。

TAIGAさん

 これを受け、カズレーザーさんも「届けてもらったパスタを部屋で一緒に食べましたね。ダメですよ、配達員が料理に手を出したら」と笑いを誘う。Uber Eatsは、芸人仲間と共同生活していたころから使ってきた、とカズレーザーさん。「いまや当たり前のインフラで、ないと生活できません。スマホを新調したときも、すぐにアプリを入れます。Uber Eatsがドラッグストアの配達に対応したころ、風邪薬を届けてもらって助かったこともあった。最近はロケで地方に行ったとき、ピザをホテルの部屋まで届けてもらいました」と話す。ベッドの上に寝転んでピザを食べる至福のときを過ごしたという。

カズレーザーさん

 藤本さんは近ごろ、仕事に向かう途中でUber Eatsを注文し、現場に到着するころに料理が届くようにしているという。また、友人の家に遊びに行く前にスイーツやドーナツなどを注文し、手土産で持っていくというテクニックも明かした。カズレーザーさんは、Uber Eatsがきっかけで見つけたおいしい飲食店に、後日、実際に食べに行くと話す。これにTAIGAさんも反応。「配達の仕事で料理を受け取りに行くときに新しい店舗を知れるので、よいお店を見つけたときは、プライベートで家族を連れて食べに行ってます」と話していた。

全国の配達パートナーを代表し、サービスの開始当初から配達パートナーを務める人と、47都道府県で配達パートナーを務めたという人に、表彰状と黄金の配達バッグが手渡された
左から、TAIGAさん、ブロヴキナ氏、藤本美貴さん、カズレーザーさん