インタビュー
使いやすくなった「モスバーガー公式アプリ」、クーポン・ネット注文が簡単に
2024年2月13日 07:00
- 2024年1月25日 アプリリニューアル
モスバーガー(モスフードサービス)は、大幅リニューアルした「モスバーガー公式アプリ」を1月25日に配信した。
現行機能からアップデートした点や新機能などをマーケティング本部 デジタルマーケティング部 デジタル&CRMグループの髙田憲一氏と、執行役員マーケティング本部 副本部長兼デジタルマーケティング部長の中野秀紀氏に伺った。
――まず、「モスバーガー公式アプリ」ではどんなことができるか教えてください。
髙田氏:基本的な機能はキャンペーンや最新情報のお知らせ、ネット注文のオーダー、メニュー検索、全国の店舗・最寄りの店舗検索のほか、「モスカード」を持っている人が利用できる特典サービス「モスカードプログラム」の管理をマイページから行なうことができます。
「モスカード」は繰り返し入金できてポイントもたまるプリペイドカードです。モスカード会員限定でWebチャージができ、公式アプリからモスカード会員でなくてもWebチャージが可能です。通常は3000円以上の入金で1%、毎月25~29日の「モスカードの日」は1000円以上の入金で4%のMOSポイントを進呈します(1ポイント=1円)。
――「モスカードプログラム」についてもう少し詳しく教えてください。
中野氏:来店回数と購入金額に応じた「モスカードプログラムランク」を設定しており、モスカードでネット決済すると、MOSポイントを付与し、使えば使うほどお得になります。
――1月のアプリリニューアルで何が変わったのか教えてください。
髙田氏:ユーザーの利便性向上のため、公式アプリのデザインを一新しました。ネット注文は購入フローの最適化し、新機能を追加しました。旧アプリでユーザーやフランチャイズの店舗オーナーからあがっていた要望をできるだけ網羅しました。
具体的にはアプリのホーム画面を白と緑を基調としたストアカラーにして、シンプルなデザインに変更しました。購買傾向に基づいた個別のおすすめメニューの表示や、Googleと連携して距離の近い順に最寄り店舗を表示・選択できるようになりました。店舗検索のキーワード履歴を表示し、履歴からも店舗検索ができます。
さらに、購入履歴からダイレクトに再注文機能で2ステップで買える「履歴購入機能」の実装、クーポンを目立つようにメニューバーに配置するなど、要望の多かったトップ10を実現しました。
――ユーザーや店舗のオーナーからはどんな要望があがっていたのでしょうか。
髙田氏:使いにくいとの声が多数でした。アプリを作ったのも2015年と古く、2018年に一度改修しましたが、もうだいぶ経ってしまっているので、機能的に陳腐化していたり、他社にはある機能がどうしてないの?といった声もありました。
――会員プログラムの「モスカードプログラム」も何か変わるのでしょうか。
中野氏:ランクの考え方やインセンティブなど、プログラムそのものを見直し、新しく提供しようと考えています。これを実施する基盤となるのが公式アプリなので、まずは基盤を整えたうえで適用していく予定です。まだ少し先になりそうですが、リリースを楽しみにしていてください。
――リニューアルしたアプリを引き継ぐのに何か注意することはありますか。
髙田氏:最新のOSで開発しているので、推奨環境が上がります。iOSはバージョン14.0以上、Androidはバージョン10.0以上になるよう、ご自身のスマートフォンOSのバージョンアップをお願いいたします。
また、旧アプリでモバイルモスカードを利用されていた方は、旧アプリで表示設定をしていたモスカード情報に誤りがないか、ご確認をお願いいたします(旧アプリで表示設定されていたモスカード情報は、新アプリで自動で引き継がれます)。
新アプリでは、モスカードと会員情報を紐づける必要があります。旧アプリで利用していた会員情報でログインをして紐づけをしてください。
ご対応いただけなかった場合には、推奨OSのバージョンでないと一部、画面表示が正しく表示されなくなる可能性があります。モスカードの紐づけができていない場合は、限られた条件下で現在アプリに登録中のモスカードが利用できなくなる可能性があります。
モスカードは金券ですので、ご自身の目で紐づけができているか、しっかりと確認いただければと思います。
――なるほど。ありがとうございました。