インタビュー

【今年の月見はどれにする？】マクドナルド「月見バーガー」のこだわりについて聞きました

編集部

2025年9月10日 18:57

2025年9月3日発売

日本マクドナルド株式会社マーケティング本部メニューマネジメント部青木春香氏

　外食チェーン各社から「月見」メニューのニュースが届く季節がやってきました。今回は「月見バーガー」を展開する日本マクドナルドのマーケティング本部メニューマネジメント部青木春香氏に、こだわりや開発背景を聞きました。

マクドナルド「月見バーガー」ラインアップ

発売日： 2025年9月3日
商品・価格：
・「月見バーガー」単品440円～、バリューセット740円～
・「チーズ月見」単品470円～、バリューセット770円～
・「とろ旨すき焼き月見」単品540円～、バリューセット840円～
・「夜マックトリプルビーフのとろ旨すき焼き月見」単品780円～、バリューセット1080円～
・「朝マック月見マフィン」単品400円～、バリューセット600円～、コンビ460円～
・「あんバターとおもちの月見パイ」190円～
・「月見マックシェイク山梨県産シャインマスカット味」S 190円～、M 270円～、バリューセットMサイズ＋50円
・「瀬戸内レモンペッパーソース」40円～
※価格は店舗により異なる

マクドナルドの月見バーガーのラインアップ

――「月見」商品の開発経緯と背景を教えてください。

青木氏：初登場から30年以上の歴史をもつ「マクドナルドの月見」は、秋の定番であることによる親しみと、この季節だけの特別感の両方を感じていただける商品です。まろやかでコク深いすき焼きの味わいが楽しめる、2025年この秋だけの月見「とろ旨すき焼き月見」が新登場いたします。

「とろ旨すき焼き月見」は、2022年に発売した「すき焼き月見」をさらに進化させた商品です。2022年も大変ご好評をいただいた商品ですが、すき焼きの醍醐味でもある溶き卵にすき焼きをくぐらせたような、まろやかな味わいのとろ旨なすき焼きを再現したいと考え、2022年から3年の間、密かに研究を重ね、新しい「すき焼き月見」を開発いたしました。

　牛肉や野菜の旨みとコクのあるすき焼きのおいしさはそのままに、溶き卵にすき焼きをくぐらせたようなまろやかな卵感をフィリングに追加し、今年の“とろ旨すき焼きフィリング”が完成しました。さらに、スチームしたバター風味のふわもち食感のバンズとよりクリーミーに進化したトマトクリーミーソース、とろ～りコクのあるチェダーチーズと合わせることで、コクとまろやかさをお楽しみいただける、この秋だけの贅沢な味わいの商品となっています。

とろ旨すき焼き月見

――月見商品の特徴・開発担当者のイチ押しポイントや去年と異なる点ございますか？

青木氏：秋を感じられる期間限定商品として、毎年多くのお客さまにご愛顧いただいている「月見バーガー」が、今年は8年ぶりにリニューアルして登場いたします。

　お店で一つずつ蒸し焼きにしている国産たまごを月に見立て、つなぎの入っていないジューシーな100%ビーフパティにスモークベーコンをのせた毎年人気のバーガーです。月見バーガーの決め手となるトマトクリーミーソースが、今年はよりクリーミーな味わいに進化しました。

　1991年に初めて登場した初代のトマトクリーミーソース、2017年には2代目トマトクリーミーとしてトマトのコクと旨みがアップし、より濃厚な味わいになりました。リニューアルするにあたり、初代と2代目のトマトクリーミーソースを何度も食べ比べながら、よりおいしいトマトクリーミーソースを作るために試行錯誤しました。今年は3代目のトマトクリーミーとして、香辛料を厳選し、初代と2代目のよさであるクリーミーさとトマトのコクや旨みをベストなバランスにしながら、バターの味わいも加わることで、よりクリーミーな味わいに仕上げました。

　トマトとクリーミーさの両方のよさを堪能できる、月見バーガーにふさわしいトマトクリーミーソースが完成しましたので、ぜひご賞味ください。

――どんな人にどんな風に食べてもらいたいですか。

青木氏：今年の月見ファミリーは、「月見バーガー」「チーズ月見」「とろ旨すき焼き月見」だけでなく、朝限定「月見マフィン」や夜限定「トリプルビーフのとろ旨すき焼き月見」もご用意しておりますので、朝から晩までお楽しみいただけます。さらに、バーガーだけでなくスイーツやサイドメニューと、幅広いラインアップでご提供いたしますので、月見ファミリーの組み合わせを楽しみながら味わっていただきたいです。