おいしさの秘密と私のこだわり

アーモンドミルク使用でおいしくなった「フルグラ 糖質オフ」

カルビー マーケティング本部 オーツ麦部 フルグラチームの大本都子氏

 カルビーは、8月下旬に「フルグラ 糖質オフ」をリニューアル発売した。今回はマーケティング本部 オーツ麦部 フルグラチームの大本都子氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

大本氏:「フルグラ 糖質オフ」は、グラノーラ生地に大豆たんぱくを使うことで通常の「フルグラ」に比べ、糖質オフを実現した商品です。2017年1月に発売され、2021年7月のリニューアルでは、通常の「フルグラ」に比べ、糖質30%オフを実現しました。健康志向が高まる中、糖質を抑えた商品の需要は増えており、今回、一層、愛され続けるブランドを目指して、2年ぶりにリニューアルする運びとなりました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

大本氏:大豆たんぱくと、オーツ麦、ライ麦、玄米などの穀物に、アーモンドミルクを加えて丁寧に焼き上げたグラノーラにいちご、レーズン、クラッシュアーモンド、かぼちゃの種などをトッピング。甘さひかえめながらも、素材を活かしたおいしさで飽きのこない味わいが楽しめます。通常の「フルグラ」に比べて糖質30%オフの商品で、1食50g当たり糖質量18.2g(牛乳200mlをかけた場合糖質量28.2g)で、ロカボライフにもぴったりです。

フルグラ 糖質オフ

――こだわりのポイントは?

大本氏:今回のリニューアルでは、これまでグラノーラ生地に使っていた豆乳とはちみつの代わりに、アーモンドミルクを使用しました。大豆たんぱく特有の風味を抑え、より「フルグラ」らしいおいしい味わいに仕上げております。また、朝食・グラノーラに「たんぱく質」を求めるニーズが年々高まっていることから、パッケージでは「たんぱく質たっぷり」を強調しています。

――どんな人に食べてもらいたいですか?

大本氏:健康に気をつかう40~50代の女性に特に楽しんでいただきたい商品です。

――ありがとうございました。