おいしさの秘密と私のこだわり

おいしさと植物性100%の両立を目指した「植物生まれのグリーンチキン」

マイセン 製造部 品質保証係の上野万優子氏

 亀田製菓グループのマイセンは、「植物生まれのグリーンチキン」を10月に発売。12月18日からはオンラインでの販売も始まっている。今回は製造部 品質保証係の上野万優子氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

上野氏:“プラントベースな生活”始めてみませんか――そんなところから開発がスタートしました。お客さまにお話を伺っていく中で、「植物性の食品を積極的に取り入れていきたいし、ほしい栄養素も一緒に取れたらうれしい」との話をいただきました。そんな背景から植物性100%(食塩、添加物を除く)でうれしい栄養素が手軽に摂れる「植物生まれのグリーンチキン」が生まれました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

上野氏:植物性100%のサラダチキンです。お肉と野菜の良いとこどりな大豆のサラチキンで、本当のサラダチキンのような食感、おいしさでうれしい栄養素が手軽に摂れます。女性が意識して摂りたい栄養素であるたんぱく質、食物繊維を豊富に含み、大豆のイソフラボンも入っています。食べ方に合わせてブロックタイプ、バータイプの2種類の形を用意しました。

植物生まれのグリーンチキン

――こだわりのポイントは?

上野氏:おいしさと植物性100%の両立にこだわっています。プラントベースフードというと、大豆をスナックのようにパフ化させて作った大豆ミートが主ですが、本商品ではタンパク繊維を束ね調味料と一緒に固めていくような全く新しい発想の製法でよりお肉に近い食感、おいしさを実現しています。また、使用している原材料は、4次原料までさかのぼっても一切動物性のものは使用しておりません。

――どんな人に食べてもらいたいですか?

上野氏:これまでプラントベースを意識していなかったようなお客さまにもこの商品を機にプラントベースな生活を取り入れていただきたいと思います。また、興味はあるものの、おいしさや手軽さの面で積極的になれなかったお客さまにもぜひ試していただきたいです。

――ありがとうございました。