おいしさの秘密と私のこだわり

モスバーガー、本場韓国の味わいを追求した「辛旨ヤンニョムのとり竜田バーガー」発売

2024年2月7日~3月下旬 販売

株式会社モスフードサービス マーケティング本部 商品開発部グループ 堀谷直人氏

 モスバーガー(モスフードサービス)は「辛旨(からうま) ヤンニョムチキンのとり竜田(たつた)バーガー~なめらかチーズソース~」(490円)を発売した。

 2月の季節定番商品として販売している“とり竜田バーガー”こと「和風旨(うま)だれのとり竜田(たつた)バーガー~くし切りレモン添え~」の新作となる同商品のこだわりや特徴を、マーケティング本部 商品開発部グループの堀谷直人氏に伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

堀谷氏:“とり竜田バーガー”は2月の季節定番として、30・40代男性を中心に好評で、今年で3年目を迎えます。一方で、若年層にターゲットを絞った商品として、今回の商品を開発しました。

 過去販売のチキンの商品は若年層の評価が高かったこと、過去販売の辛い商品は若年層の購入者が多かったことから、「辛いチキンの商品」をテーマに、さまざまな辛い商品を考案し試食を繰り返し、ヤンニョムチキンの商品が生まれました。

 50年企業の商品開発として、変えてはいけないこと、変えなければいけないことを常に模索しています。ヘビーユーザーの満足度を第一に考える一方、未来の顧客の創造として若年層に受ける商品の開発も非常に重要になるため、難題ではありますがそのバランスを考えて商品開発に臨んでいます。

2022年の発売以降、毎年季節限定で販売している「和風旨だれのとり竜田バーガー~くし切りレモン添え~」
“とり竜田バーガー”の新作「辛旨 ヤンニョムチキンのとり竜田バーガー~なめらかチーズソース~」

――どんな特徴があるのでしょうか。

堀谷氏:ヤンニョムソースには、韓国のスンチャンの製法で作られたコチュジャンを中心に複数の唐辛子を使用し、本格的な辛さとコクを出しています。また、隠し味として国産の梨とりんごのピューレを使用しており、ソースにまろやかさや甘さ、コクを加えることで、辛さを引き立たせました。

 チーズソースはクセがなくマイルドな味わいのチェダーチーズをベースとしており、ヤンニョムソースの辛さをまろやかにし、食べやすくしています。

――こだわりのポイントは?

堀谷氏:辛さにこだわり、甘さに寄せることはせず、本場韓国の味わいを追求しました。商品名に「辛旨(からうま)」としているのも、そのこだわりからです。本場韓国の味わいを追求して、刺激的でやみつきになる辛さに仕上げていますので、辛いもの好きにはたまらないハンバーガーだと思います。

――どんな人に食べてもらいたいですか?

堀谷氏:若年男女の辛いもの好きな方やチーズ好きの方を中心に、幅広い層の方にお召し上がりいただきたいと思っています。

――ありがとうございました。

「辛旨ヤンニョムのとり竜田バーガー~なめらかチーズソース~」が食べられるのは、3月下旬まで。同期間「和風旨だれのとり竜田バーガー~くし切りレモン添え~」も併せて販売している。